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今と向き合うことで見据えるのは「今じゃない」これからへの進化と成長。名古屋U-18は神村学園との打ち合いを4-2で制す!

ゲキサカ / 2024年7月14日 18時5分

名古屋グランパスU-18は激しい打ち合いを制して歓喜のダンス!

[7.13 プレミアリーグWEST第8節 名古屋U-18 4-2 神村学園高 トヨタスポーツセンター第2グラウンド]

 このサッカーの世界で生きていくためには、自らの個性を発揮し続けなくてはならない。その集合体がチームになり、そのチームで目の前の試合の勝利を目指す。ごくごくシンプルなことだが、それをひたすら求めることが選手たちの成長に繋がると信じて、指揮官は本質を問い続ける。

「ゲームの中で『オレはこれで生きるんだ』『オレはこれで勝負するんだ』という、自分で自信を持っているところを、ちょっとは発揮できるようになった選手が多くなってきたかなとは思います。あとはそれを選手がどう感じているか、ですよね」(名古屋グランパスU-18・三木隆司監督)

 打ち合い上等の好ゲームはホームチームに軍配!13日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST第8節で、名古屋グランパスU-18(愛知)と神村学園高(鹿児島)が対峙した一戦は、名古屋U-18が前半で3点を先行。神村学園も後半に入って2点を返したものの、終盤に突き放した名古屋U-18が4-2で勝利。リーグ3試合ぶりの白星をもぎ取っている。


 電光石火。先制点は前半2分。右からMF野中祐吾(2年)が中へ入れたパスを、MF八色真人(2年)、FW杉浦駿吾(3年)とワンタッチで繋ぐと、抜け出したFW大西利都(2年)は冷静に左足でフィニッシュ。ボールはゴールネットを鮮やかに揺らす。「試合前から立ち上がりのファーストシュートの大事さは監督からも言われていました」と話す13番が、文字通りのファーストシュートで一仕事。早くもホームチームがリードを奪う。

 疾風怒濤。追加点は11分。相手を押し込んだ二次攻撃から左サイドでボールを拾った八色はマイナス気味に中央へ。受けた杉浦が「まずはワンタッチを考えていたんですけど、自分は右でも左でも打てるので、どっちも打てるところに置いて、ファーにゴロで打てば入るんじゃないかなと」左足を振り抜いた軌道は、ゴール右スミに低い弾道で突き刺さる。「コースも良かったですし、クオリティが上がっている証拠だと思います」と笑った10番の一撃。2-0。点差が開く。

「失点のところは凄く軽かったのでもったいなかったですね」と有村圭一郎監督も言及した神村学園も、18分に得点機。MF大成健人(3年)との連携でFW日高元(2年)がPKを獲得。だが、キッカーのMF名和田我空(3年)が中央を狙ったキックは、名古屋U-18のGK萩裕陽(2年)が冷静な対応でストップする。

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