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後半アディショナルタイムの勝ち越し弾で執念の逆転GS突破!大宮U18は磐田U-18との超激闘を制してベスト8進出!

ゲキサカ / 2024年7月27日 9時41分

大宮アルディージャU18は激闘を制して準々決勝進出!

[7.26 クラブユース選手権(U-18)GL第3節 大宮U18 2-1 磐田U-18 ロード宮城総合運動場 陸上競技場]

 今大会に入って3試合目にして、初めて時計の針が70分を越える。追加されたアディショナルタイムは6分。このままでは先に進めない。すべての力を結集させて、次の1点を奪いに行く。左サイドからクロスが入ると、ニアサイドに飛び込んだオレンジの9番が頭で合わせたボールは、ゴールへと向かっていく……

「こんな勝ち方、ないです……。凄いですね。シビれました。でも、ここからはこのグループステージで戦ったチームのためにも、自分たちが準々決勝でしっかりと戦っていかなくちゃいけない責任があるなと思います」(大宮アルディージャU18・丹野友輔監督)

 土壇場での決勝弾で執念のグループステージ突破!第48回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は26日に延期されていたグループステージ3日目が行われ、ロード宮城総合運動場 陸上競技場でグループAの大宮アルディージャU18(関東1)とジュビロ磐田U-18(東海3)が対峙した一戦は、後半45+3分にFW磯崎麻玖(3年)が挙げたゴールで大宮U18が勝利。勝ち点で磐田U-18を上回り、準々決勝へと駒を進める結果となった。


 度重なる天候不順にたたられた群馬ラウンドの中でも、グループAはとりわけその影響を色濃く受けていた。1日目(22日)の大宮U18対ファジアーノ岡山U-18(中国2)は、前半35分で試合中止が決まり、大会規定で0-0の引き分け扱いに。磐田U-18対アルビレックス新潟U-18(北信越2)は前半終了時点で試合成立となり、1-0で磐田U-18が勝ち点3を手にする。

 2日目(23日)の大宮U18対新潟U-18と磐田U-18対岡山U-18は、ともに前半途中で試合が中断。再開が不可能となったため、やはり0-0の引き分け扱いとなる。この結果、グループの順位は1位・磐田U-18(勝点4、得失点差+1)、2位・大宮U18(勝点2、得失点差0)、2位・岡山U-18(勝点2、得失点差0)、4位・新潟U-18(勝点1、得失点差-1)となり、新潟U-18は無念の敗退。3日目は当初25日の開催予定だったが、またも悪天候のために翌26日へ延期される。

 この日の宮城総合での試合も18時開始が予定されていたものの、強い風雨と雷の影響で19時半のキックオフに。「昨日の時点で終わっている可能性もありましたし、大会を運営されている方のご尽力によって、自分たちも試合ができたことには本当に感謝しています」(丹野監督)。選手たちは溜めに溜めたパワーを発散すべく、モチベーションを携え直して、本来より1時間半遅れでピッチへと向かった。

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