1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

1人1人の個性を束ねて戦うチーム力への絶対的な信頼感。仙台育英は共愛学園を2戦連続の“ウノゼロ”で振り切って神村学園との決戦に挑む!

ゲキサカ / 2024年7月29日 12時13分

仙台育英高は2試合連続のウノゼロ勝利でベスト16進出!

[7.28 インターハイ2回戦 共愛学園高 0-1 仙台育英高 ハワイアンズスタジアムいわき]

 自分たちのことは、自分たちが一番よくわかっている。1人1人が自らの個性を把握した上で、それをすべて出し尽くし、チームとしてのパワーに還元する。粘り強く、しぶとく、堂々と。仲間を信じ、やれることをやり切る力が今、全国の舞台でも存分に発揮されている。

「トーナメントではしっかり勝ち切るというところが大事になってくると思いますし、もちろん得点できればいいですけど、自分たちの目標としてはゼロで守ることを意識しているので、結果的に2試合ゼロが続いたことで、みんなも自信になっていると思います」(仙台育英高・渡邊留唯)。

 初戦に続く“ウノゼロ”勝利でベスト16進出!令和6年度全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技は28日に2回戦を行い、全国初出場の共愛学園高(群馬)と仙台育英高(宮城)が激突した一戦は、後半11分にFW河野宗眞(3年)がゴールを挙げた仙台育英が、2試合連続となる1-0で勝利を収めた。30日の3回戦では優勝候補の一角、神村学園高(鹿児島)と対戦する。


 2回戦からの登場ということで、この日が初陣となった共愛学園は、立ち上がりから応援の力にも後押しされ、アグレッシブにゲームへ入る。前半3分にはMF村山優成(3年)が蹴った左FKから、ニアへ潜ったDF天田諒大(3年)のヘディングは枠を外れたものの、ファーストシュートを記録すると、13分にもセットプレーからチャンス。ここも村山が左から蹴ったCKがこぼれると、キャプテンのDF阿久津祐樹(3年)が放ったシュートは枠の左へ外れたが、「全国が決まってから、ものすごく良い雰囲気で意識高くやってきていたので、チームの成長は感じていました」と奈良章弘監督も口にしたような大舞台へのモチベーションを、前面に押し出していく。

空中戦に威力を発揮した共愛学園高のセンターバック、天田諒大(5番)

 ただ、「昨日は押し込まれる場面が多くて、守備面で課題があったので、しっかりとディフェンダー同士で話して、修正点を見つけて、今日の試合に生かそうという話はしていました」とキャプテンのDF渡邊留唯(3年)も明かす仙台育英は、堅い守備でリズムを作ると、飲水タイム以降で引き寄せたペース。29分には相手の連携の乱れを突き、ボールを奪った河野の決定的なシュートは枠を外れるも、惜しいシーンを創り出す。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください