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後半ATの劇的同点弾から9人目までもつれ込むPK戦で粘り勝ち!「群馬ラウンドの代表」川崎F U-18は確かな実力者・福岡U-18を撃破して初の決勝進出!

ゲキサカ / 2024年7月30日 20時11分

 準々決勝までの4試合を戦った群馬ラウンドは、とにかく難しい時間だった。22日のグループステージ初戦は天候不順のため中止となり、その試合が休息日の予定だった24日に組み込まれたため、結果的にグループステージは3日連続での3連戦に。各試合も常にキックオフ時間が変更になる可能性があったため、選手たちはイレギュラーな状況下で、懸命にモチベーションを繋ぎ止める。

 「雷とか大雨もあった中、グループステージで戦ってきた相手のこともそうですし、『みんなの気持ちを今日のこのゲームにぶつけよう』という話はしていたので、それでフロンターレらしいサッカーをこのピッチで表現できたところはありました」と話したのは土屋。思うように試合をできないまま敗退していった他のチームのため、“群馬ラウンド”の代表という意識は、間違いなく彼らの中に備わっている。

 グループステージ最終戦のサガン鳥栖U-18戦では、終盤の15分に4ゴールを集めて、奇跡とも言えるようなグループ突破を手繰り寄せ、この日も後半アディショナルタイムに追い付いて、PK戦の末に過去に2度跳ね返された準決勝の壁も突破した。流れが来ていることは間違いない。松澤はきっぱりとこう言い切った。「まだ何も成し遂げていないので、決勝で勝って、優勝したいと思います」。

 時は来た。もうそれを掴み取るだけ。真摯な日常を積み重ねてきた川崎F U-18が、悲願の日本一を達成するために必要な勝利は、あと1つ。





(取材・文 土屋雅史)
●第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)特集

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