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ギラギラ感、責任感を持つU-17日本代表が2連勝。交代出場組の2発で広島県高校選抜U-18を2-0で撃破

ゲキサカ / 2024年8月11日 7時37分

 U-17代表は34分、流れの中でボランチの位置にも入ってプレーしていた右SB佃の縦パスから山口が右サイドを抜け出してクロス。これを末宗が右足で狙うが、広島県選抜CB日野がブロックし、チームを鼓舞する。U-17代表はポジショニングを意識した守備に加え、タフに戦う福田や今井が球際で奮戦。ボールを奪うと速攻に加え、咲本、佃の両SBもボールを運んで分厚い攻撃を繰り出すなど相手にプレッシャーをかける。だが、広島県選抜も山本や迫田らが球際で一歩も引かずに対抗し、前半を0-0で終えた。
U-17代表MF末宗寛士郎(岡山U-18)の右足シュートを広島県高校選抜CB日野銀刀(瀬戸内高)がブロック
 U-17代表は後半開始から、福田、末宗、長をMF和田直哉(浦和ユース)、シャドーの中積爲(G大阪ユース)、CF大石脩斗(鹿児島城西高)と入れ替える。すると4分、今井のサイドチェンジから左タッチライン際で咲本が繋ぎ、前半から脅威になっていた杉浦が相手DF2人を剥がしてドリブルで一気に前進。そして、PAへのスルーパスで大石が抜け出し、ニアを抜く形で左足シュートを叩き込んだ。
後半4分、U-17代表FW大石脩斗(鹿児島城西高)が左足で先制ゴール歓喜のU-17代表イレブン初戦で決勝点のU-17代表MF杉浦誠黎(湘南U-18)はこの日も先制点をアシスト。広島県高校選抜の右SB有田圭佑(広島観音高)が食い下がる
 大石が交代出場で流れを変えた初戦に続いて躍動し、先制点をもたらした。そのU-17代表は8分にも山口のループパスで大石が抜け出し、GKと1対1に。これは広島県選抜GK田平に止められ、左ゴールライン際を個で攻略した杉浦の右足シュートも阻まれた。広島県選抜は、後半開始から投入されたMF木村悠哉(広島皆実高3年)の推進力がアクセントに。だが、後半は前線へのボールを相手の森、秦の両CBに封じ込まれてしまう。
U-17日本代表CB森壮一朗(名古屋U-18)が高さを発揮
 U-17代表は19分、佃の縦パスを大石が右サイドで収め、直前に山口と交代したばかりのMF土居佑至(清水ユース)が鋭いカットインでPKを獲得。これを自ら左足で決め、2-0とした。鋭い動きの光る土居、奪い返しで貢献した和田、前線でセカンドボールを狙い続けた広島ユースとの初戦に続き、交代出場組が奮闘。大半の選手が一定以上の出場時間を得ている中、良いパフォーマンスができている選手ばかりではない。だが、朝岡隆蔵監督(ふたば未来学園高)は「(ギラギラしたものを)持ってなきゃいけないし、ある意味ありますよ。(各選手が)ちゃんとやんなきゃなっていうのも自分でも自覚してるし、また次に期待したい」と選手たちの立ち振舞を評価し、期待感を口にする。

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