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2つの「リバウンドメンタリティ」が導いた逆襲への序章。柏U-18は大宮U18との激闘を制してホームで連敗回避!

ゲキサカ / 2024年9月8日 21時35分

柏レイソルU-18はホームで粘り強く競り勝って連敗回避!

[9.7 プレミアリーグEAST第13節 柏U-18 2-1 大宮U18 日立柏総合グランド]

 たとえミスをしてしまっても、それを引きずらずに次のやるべきことへ目を向け、好プレーでやり返す。たとえ試合に負けてしまっても、下を向き過ぎることなく次の勝利へと目を向け、チームの士気を高めていく。問われるのはそういう姿勢。いわゆる“リバウンドメンタリティ”を、太陽王子はこの日の90分の中で力強く披露してみせた。

「今年のユースの特徴というか、彼らの性格で考えると、勝ちというのが何よりもエネルギーになるというか、彼らの勇気に繋がると思うので、そういう意味では大きな1勝だなと。後期の一発目で負けて、『うーん……』という想いがあったと思いますけど、これも1つのリバウンドメンタリティというか、1週間でよくここまで持ってきたなと思います」(柏レイソルU-18・藤田優人監督)

 7日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 EAST第13節で、柏レイソルU-18(千葉)と大宮アルディージャU18(埼玉)が激突した一戦は、FW吉原楓人(3年)が2ゴールを叩き出した柏U-18が2-1で競り勝ち、力強く勝点3をもぎ取っている。


「前回のアントラーズ戦は落としてしまったので、『今回は勝たないといけない』という共通認識があった中で、入りも結構良くやれていましたね」とMF加茂結斗(1年)が話したように、前節の鹿島アントラーズユース戦に敗れたホームチームは、立ち上がりから好リズム。前半7分と8分に加茂が続けてフィニッシュ。前者は大宮U18のGK清水飛来(3年)のファインセーブに、後者はクロスバーに阻まれたものの、まずは1年生アタッカーが先制への意欲を前面に打ち出す。

 9分も柏U-18。加茂のスルーパスから、抜け出した吉原のシュートは清水がキャッチ。29分も柏U-18。加茂の左クロスにFW澤井烈士(2年)が合わせたヘディングは、ここも清水がビッグセーブ。さらに31分にはMF藤谷温大(3年)のパスから、エリア内へ侵入した澤井が倒されてPKを獲得。だが、澤井が自ら蹴ったキックは、右のポストを直撃。一方的に攻め続ける中で、なかなかスコアを動かせない。

“起点”は折れなかった28番のリバウンドメンタリティ。33分。果敢なプレスで澤井がボールを奪い切ると、加茂は右へ展開。MF戸田晶斗(3年)の折り返しを加茂が叩いたシュートはDFに弾かれるも、「常にどこに来てもいいように準備はしていて、良いところにこぼれてきた感じでした」という吉原が押し込んだボールはゴールネットへ到達する。“澤井の守備”が呼び込んだ先制弾。柏U-18が1点のアドバンテージを手にして、最初の45分間は終了した。

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