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試合後の自主練に滲むグループの真価と進化。名古屋U-18は静岡学園の猛追撃を振り切ってアウェイで白星獲得!

ゲキサカ / 2024年9月23日 19時57分

名古屋グランパスU-18はアウェイで連敗回避の白星をゲット!

[9.22 プレミアリーグWEST第15節 静岡学園高 2-3 名古屋U-18 時之栖スポーツセンター 時之栖Aグラウンド(人工芝)]

 首位相手に完敗を喫した前節が、悔しくなかったはずはない。普通であればモチベーションを左右されるような結果。ただ、このチームは、この指揮官は、この選手たちは、これからの未来を見据えて、常に今やるべきことと向き合ってきた。その姿勢はどんな外的要因があったとしても、決して変わることはない。

「今週のトレーニングもいつも通りだったんじゃないですかね。集中力が欠けているとか、メチャメチャ増しているとか、そういうことはなくて、いつも通りやらなきゃいけないことはやらなきゃいけないよと。間違いなく優勝はなかなか難しい状態になったけれど、目指す過程が大事だからということは言っているので、それが1つ負けたからと言って変わるわけではないと思います」(名古屋グランパスU-18・三木隆司監督)

 プレミア唯一の東海ダービーは逃げ切った若鯱に軍配!22日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST第15節で、静岡学園高(静岡)と名古屋グランパスU-18(愛知)が激突した一戦は、3点を先行した名古屋U-18が、終盤に静岡学園の猛反撃を受けながらも3-2で勝利。アウェイで勝点3を手にしている。


 いきなりファーストアタックを先制点に結び付けたのは名古屋U-18。前半3分。相手GKのキックをMF八色真人(2年)がヘディングで跳ね返すと、運んだFW大西利都(2年)はエリア内でGKに倒され、PKを獲得する。キッカーは10番のFW杉浦駿吾(3年)。「読まれても止められないところに蹴る練習はしているので、PKに自信はあります」というエースはきっちりキックを沈め、早くもスコアが動く。



 9分。狙い通りのサイドアタックが得点に結び付く。八色が左へ展開したボールを、MF池間叶(3年)は丁寧なグラウンダークロス。杉浦のシュートはDFのブロックに遭ったものの、こぼれに反応した大西がプッシュしたボールは、ゴールネットへグサリ。アウェイチームがリードを広げる。

 出鼻をくじかれた静岡学園も少しずつボール保持を高めると、27分に決定機。MF堀川隼(3年)が左へ振り分け、MF池田双葉(3年)のクロスからMF乾皓洋(3年)のヘディングはわずかに枠を越えるも好トライ。名古屋U-18も29分にはDF神戸間那(2年)の持ち出しから、八色が枠内ミドルを放つと、ここは静岡学園GK野口晟斗(3年)がファインセーブで応酬。最初の45分間は2-0で推移する。

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