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日本代表 北中米W杯アジア最終予選メンバー発表、森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2024年10月3日 20時23分

―ベンチ入り枠よりも4人多くベンチ外で帯同するのは選手としては難しいと思うが、それを踏まえてもなお27人をグループとして帯同させることの意味をどう捉えているか。
「バックアップをスタートから完全に決めていることはなく、大体の構想はあるが、トレーニングを見て、コンディションを見た上で最終的に判断することで決めさせていただいている。バックアップという言葉がいいのかどうかはわからないが、リスク管理は必要で、いろんな予算もかかってくる中、リスク管理を協会の皆さんがバックアップしてくださるのは非常にありがたい。9月の活動は最後に怪我人が出たところがあるが、現実的に試合に支障がなかったのは、バックアップの選手を帯同させていただいているからこそ。ベンチ入りできる23人のメンバーを欠くことなく、勝利を目指して戦うことで常に23人の選手にベンチ入りしてもらいながら勝つ可能性を上げながらということで準備できている。試合での戦力としても、先ほどもお話しさせていただいた未来に向けての戦力アップという意味でもプラスで選手を招集させていただいていることは間違いなく日本サッカーの今の勝利と、日本サッカーの発展のためにという我々がいつも基本に置いている考えの中で2つに値する招集をさせていただいている」

―これまで攻撃的3バックを試して、9月シリーズでは三笘薫と伊東純也を起用していたが、この2人を起用した手応えと今後の2試合で期待したいことは。
「どの選手を起用していても最終的に同じ結果になったと思っているが、準備の段階で選手を選び、ピッチ上に送り込んだ選手が最高のパフォーマンスをしてくれたと思っている。名前が出た選手たちも最高の個々のパフォーマンスと、チームに貢献するパフォーマンスを発揮してくれたと思う。アグレッシブに勝利を掴み取りにいくという攻撃的な姿勢はこれまでどおり持ってもらいたいが、チームのコンセプトとして、攻撃に特徴のある選手がいい守備からいい攻撃にというところ、まず相手に攻めさせない、失点しない、そこから攻撃を仕掛けてチャンスを作るというところを献身的に、そして泥臭くやってくれたことがチームの良い結果につながったと思う。2試合目のバーレーン戦でいえば、ウイングバックで起用した選手がスタートの三笘、堂安、途中出場で中村敬斗と伊東純也というところ、攻撃的に非常に特徴を持っている選手たちが前半から相手が狙いを持って攻撃を仕掛けてくる中、個々の守備で勝ちながら攻撃につなげていくところを攻撃の選手が率先して、激しく厳しく、そして泥臭く献身的にチームのために戦ってくれたことが、チームの戦い方を具現化してくれたし、勝利という結果に結びつくチームへの貢献をしてくれた。攻撃的に行くことは忘れずとも、これまでやってきたいい守備からいい攻撃にということは、ただ自分たちがやりたいことだけでなく、相手のやりたいことを押さえながら勝って行くということで、10月シリーズからこの先はより強かに勝って行くこともチームとして準備してやっていきたいと思う」

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