1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

日本代表 北中米W杯アジア最終予選メンバー発表、森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2024年10月3日 20時23分

―復帰となった藤田譲瑠チマ、瀬古歩夢にどのようなことを期待するか。
「譲瑠は五輪でもアジア予選、そして五輪本大会の舞台でもチームの中心として、キャプテンとしてチームをまとめて引っ張り、国際舞台でもA代表の舞台でも通用するというプレーを見せてくれていた。五輪が終わってベルギーの所属チームの中でも安定して先発で、チームの戦いに貢献しているプレーを確認させてもらい、招集ということにつなげさせていただいた。プレーとしてはボランチとして、6番のプレーを主に見ているが、作りのところの6番だけでなく、8番の攻撃的な可能性を代表の中で見てみたいと思っている。普段やっていることをまず発揮してもらい、代表の戦力として存在感を活動の中で示してもらいたいと思っている。瀬古歩夢についてはこのチームの立ち上げ、2期目のスタートでは招集させてもらっていて、その後はなかなか招集できていないが、彼のプレーも我々は追っている。その中で彼が成長しているところ、彼自身が自チームでレベルアップしているところを確認させてもらっているし、今の我々の戦いの中にも彼がグラスホッパーでやっていることを自然と発揮してもらえれば戦力になり得ることを確認させてもらった上で招集している。さらに彼はまだ若い選手で、今の実力プラス将来の伸び代も持っている。今の戦力に未来のレベルアップも期待して、譲瑠も歩夢も、そして大橋選手も招集させてもらった」

―オーストラリア代表の監督が代わったが、準備に影響が出ているか。またポポビッチ監督はかつてのチームメートで、監督としても対戦経験があり、フォックスコーチも元チームメートだが、どのような思い入れがあるか。
「オーストラリア戦はとても難しい戦いになると思っている。オーストラリアの選手は世界で活躍しているいい選手がもともと多い中、前監督のアーノルドさんもいい監督で、またポポビッチ監督もAリーグ、ヨーロッパの舞台でも指揮を執った経験があり、世界を知る指導者がオーストラリアの監督になったことで我々にとって厳しい戦いになるような準備をしてくると予想している。ポポビッチ監督とは広島でチームメートとして戦っていた仲間で、今も友達として付き合いがある監督なので、彼が選手の時にオーストラリアや日本、そしてクリスタルパレスでプレーしたり、世界の舞台でも選手経験を持っている。コーチとしてもAリーグや欧州の舞台でも経験があるので、非常にすごくいい準備をしてくるだろうと考えている。9月の代表戦を終えて、10月までの準備期間が短い中でも、フォックスコーチ等々これまで一緒に仕事をしていたコーチを招集して、組閣して、阿吽の呼吸でチーム作りができるというグループ作り、スタッフづくりをしてくるので良い準備をしてくると想像している。フォックスも一緒にプレーしていたので、非常に優秀な選手であり、コーチであると認識している。私が広島の監督をしていた時、ACLでウェスタンシドニーのスタッフ・監督として対戦したことがあるが、その時には勝てなかった記憶が残っている。彼らはダイナミックに局面局面を戦ってきて、ゴールに結びつけるという戦いをしてくるので、分析する時間は1試合しか持てないが、彼らがやってくることを1試合でもできるだけ把握して、我々の力を最大限発揮できるように準備していきたいと思う」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください