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見え始めてきた頂の景色にも慢心の兆しは微塵もなし。横浜FCユースは川崎F U-18との『神奈川ダービー』を制してプレミアEAST首位を堂々快走中!

ゲキサカ / 2024年10月8日 19時3分

横浜FCユースは「神奈川ダービー」もきっちり1点差で勝ち切ってリーグ首位を快走中!

[10.6 プレミアリーグEAST第17節 横浜FCユース 2-1 川崎F U-18 横浜FC・LEOCトレーニングセンター]

 首位に立っているとか、勝点差が離れたとか、そういうことにはそもそもフォーカスしていない。まず考えるべきは、日頃からみんなで向き合うトレーニングで得られる、個人とグループの成長。その先に望んだ結果が付いてくると信じて、今日もやるべきことを過不足なく積み上げていく。

「選手たちもスタッフも、目の前の試合に一喜一憂しないで、練習からやっていることを積み上げていけていると思いますし、それで結果が出ていることが『自分たちは間違っていないんだな』というところで、自信になっているんじゃないかなと思います」(横浜FCユース・和田拓三監督)

 安定したゲーム運びで勝ち切って、堂々の首位快走!6日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 EAST第17節で、横浜FCユース(神奈川)と川崎フロンターレU-18(神奈川)が激突した『神奈川ダービー』は、MF管野心人(2年)とDF佃颯太(2年)のゴールで2点を先行した横浜FCユースが、川崎F U-18の反撃をFW恩田裕太郎(2年)の1点に抑え、2-1で逃げ切りに成功。きっちり勝点3を手繰り寄せている。


「練習からフロンターレ戦に向けて、徹底して守備の行き方は作戦を立てていたので、最初はロングボールという形になりましたね」と横浜FCユースのキャプテンを務めるDF小漉康太(3年)が話したように、立ち上がりからややお互いに長いボールが増えていく中で、先にチャンスを作ったのはアウェイチーム。前半4分。左サイドで得たCKをショートで始め、DF柴田翔太郎(3年)のクロスにDF山川陽平(1年)がドンピシャヘッド。軌道は枠の右へ逸れたものの、プレミア初スタメンとなった1年生ボランチが惜しいシーンに顔を出す。

 15分も川崎F U-18にチャンス。左へ振り分けた山川のパスから、MF児玉昌太郎(3年)を経由して、上がってきたDF関德晴(2年)の枠内シュートは横浜FCユースGK大亀司(2年)がキャッチ。22分にも柴田、MF矢越幹都(3年)とボールを繋ぎ、MF八田秀斗(3年)の右クロスに恩田が合わせたヘディングはゴール左へ外れるも、得点の香りを漂わせる。

 ただ、横浜FCユースは慌てない。「前半は相手に持たれる時間帯が多かったですけど、自分たちにもチャンスはあるなと感じていました」と話したのは佃。25分を過ぎると中盤でMF朝見友樹(3年)と管野がボールを落ち着かせ、徐々に左サイドから攻撃の芽も。相手のアタックもDF秦樹(2年)とDF家田唯白(2年)のセンターバックコンビを中心に、1つずつ丁寧に凌いでいく。

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