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見え始めてきた頂の景色にも慢心の兆しは微塵もなし。横浜FCユースは川崎F U-18との『神奈川ダービー』を制してプレミアEAST首位を堂々快走中!

ゲキサカ / 2024年10月8日 19時3分

 すると、先制点を記録したのはホームチーム。45+2分。右サイドから佃が「良いところに落ちて、スピード感も完璧で、一番のキックができたかなと思います」というCKを蹴り込むと、密集の中で巧みにポジションを取った管野のヘディングがゴールネットへ吸い込まれる。「前半の最後のワンプレーで決められたというのは、一安心できて良かったですね」(小漉)。2年生ボランチはこれがプレミア初ゴール。横浜FCユースが1点をリードして、最初の45分間は終了した。


横浜FCユースの2年生ボランチ、管野心人はプレミア初ゴール!

 追い掛ける展開となった川崎F U-18はハーフタイムに2枚代え。前線にFW香取武(3年)を、右サイドハーフにMF平塚隼人(2年)を投入し、同点と逆転を狙うための攻撃姿勢を鮮明に打ち出す。

 ところが、次の1点を挙げたのもホームチーム。後半18分。相手陣内で果敢なタックルからボールを奪った佃は、いったんMF柴草哲晟(2年)に預け、そのまま前へダッシュ。リターンを受けてペナルティエリアへ潜ると、「1回目のキックフェイントの時に左足で打とうと思ったんですけど、もう1回キックフェイントを入れたら自分の前にいた2人のディフェンダーは完全に剥がせるなとわかっていた」と2度のキックフェイントでマーカーを外し、冷静なシュートをゴール右スミへ流し込む。左サイドバックの完璧な一撃。2-0。点差が開く。

 傾いたゲームリズム。20分。左サイドを駆け上がった佃のクロスから、FW庄司啓太郎(3年)のヘディングは枠を捉えるも、川崎F U-18GK松澤成音(2年)がファインセーブで応酬。29分。庄司のスルーパスからMF岩崎亮佑(2年)が放ったシュートは、ここも松澤が好セーブ。さらに35分。右サイドを巧みに抜け出した庄司のクロスに、フリーで待っていたMF鈴木晴弥(1年)のシュートは、しかしヒットせず。「チャンスはあったんですけど、3点目のところがどうしても獲り切れなかったですね」(和田監督)。横浜FCユースは決定機を創出しながら、試合を決める次の1点を引き寄せ切れない。

 意地の反撃弾は川崎F U-18の17番を背負うストライカー。36分。DF藤田明日翔(1年)のクサビを受け、途中出場のMF齊名優太(3年)は左へ展開。縦に仕掛けた児玉のクロスがファーに届くと、恩田が丁寧なボレーで叩いたボールは左スミのゴールネットへ到達する。2-1。まだまだ勝敗の行方はわからない。

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