1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

見え始めてきた頂の景色にも慢心の兆しは微塵もなし。横浜FCユースは川崎F U-18との『神奈川ダービー』を制してプレミアEAST首位を堂々快走中!

ゲキサカ / 2024年10月8日 19時3分

 2013年にスクールコーチとして横浜FCで指導者の道を歩み出した和田監督は、2018年から昨年までジュニアユースを指導していたため、今季からユースの監督に就任したとはいえ、大半の選手のキャラクターは把握済みだ。

「実際には見ていた選手がほとんどなので、自分自身にはあまりユース1年目という感覚はなくて、ジュニアユースの頃からもうずっと積み上げてきたものがあって、そのステージが違うというだけなので、横浜FCのアカデミー全体として選手を見てきたところは強みですよね」。

「ただ、実際はもっと勝点を積む予定でしたし、もちろん強い相手ばかりなので、結果が出るかどうかはわからないところもありましたけど、目標設定の中ではまだまだ足りないなという感覚なので、現状では危機感しかないというか、自分の中では1つずつこなしていっている感じです」。

「選手には常に『順位は関係ない』と言っています。もちろん優勝は目標にはしていますけど、ずっとそこはシーズンの当初から話をしてきたので、それが左右されることはないのかなと。でも、自分たちが1試合1試合積み上げたものがあるから、そういう結果が出てきているのだという話はしている中で、まだまだ試合数はありますし、これからも選手たちが強い相手に何ができるのかにこだわってやっていけたらいいのかなと思います」。

 アカデミーとして積み重ねてきたものが、少しずつ芽を出し、少しずつ蕾を付け、ようやく綺麗な花を咲かせようとしているが、スタッフも選手もとにかく地に足がついている。そろそろ見えてきた頂の景色。それでもその場所へとたどり着くまで、横浜FCユースがみんなで締め直していく手綱が緩むことは、決してなさそうだ。

選手たちと勝利のハイタッチを交わす和田拓三監督

(取材・文 土屋雅史)
●高円宮杯プレミアリーグ2024特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください