日本代表 北中米W杯アジア最終予選メンバー発表、森保一監督会見要旨
ゲキサカ / 2024年11月8日 15時24分
──10月のホーム戦ではオーストラリア代表のスタジアム入りが遅れた。一方、日本はサウジアラビアでのアウェー戦で早く到着していた。どう調整しているのか。
山本ND
「前回の到着が遅れた件は、いろんな事情がある。現場の担当の皆さんはしっかりやっていた。AFCの対応もしっかりやっていた。交通事故があって高速道路が止まってしまった。規定の時間に間に合わなかった。われわれの環境作りもそうだが、そういうものを充実していく。たとえば、われわれがポリスエスコートをつけることは法律上できないが、海外にいったときにはやってもらえている。文化としてどんどん上げていって、環境を整えていって、近くのホテルから行けるようにするなどサポート体制はしっかりとやっていかないといけない。ただ、これは現場の事務局の皆さんにとって長年の課題なので、しっかりと取り組んでもらっている。コンディションに影響することなので、相手のコンディションが良ければ、われわれもいいものを引き出してもらえる。いい試合をお見せするうえで、相手チームの環境もすごく大事だと認識しているので、今後しっかりと努力していく。(サウジアラビアでのアウェー戦について)渋滞事情もあるが、ポリスエスコートの力は大きい。スムーズに流れるところや、現地に行ってわれわれのスタッフが何度も調査して、いい準備をしてくれているからこそ流れが作れた。サポーティングスタッフの力もある。基本的にはポリスエスコートがついたことで信号も通過できるし、計算は立てやすい。サウジアラビアはこの後もアジアカップやW杯開催を目指していると聞いている。そういう準備を踏まえて成長しているんだなと感じる」
──選手の選考基準でクラブのステージや試合出場数を選考基準のひとつとして大事にしているが、下のカテゴリーで選ばれている選手もいる。どう折り合いをつけてバランスを取っているのか。
森保監督
「一言でいうと、どの国でどのチームでプレーしているかということを一概にランク付けできないと思っている。総合的に判断するということしか言えないとは思っている。リーグのレベルと市場価値についての資料はすべて見ている。基本的には5大リーグでプレーしている選手で、そこからいろんなデータを出す組織があるので、その組織が出す国別のフットボールのランキングは見ている。だがあくまでもひとつの基準。われわれが見ているなかで、活動を通したなかで、普段やっていることとまた違うチームで日本代表として戦うので、そこでどういう存在感を出せるかということは、そこは総合的にとしか言えない。総合的に判断している」
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