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日本代表 北中米W杯アジア最終予選メンバー発表、森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2024年11月8日 15時24分

──上田綺世が怪我で不在だが、軸となる選手がアクシデントでいないときの考え方はあるか。
森保監督
「FWのタイプで言うと、上田綺世、小川航基、大橋祐紀も選んでいるが、古橋亨梧や前田大然もできるかもしれない。タイプ別に分かれてターゲットタイプ、背後に抜け出すタイプ、クロスに合わせるタイプと一番得意なことは変わってくるかもしれないが、チームとしての戦い方の優先順位は変わらない。それはボールを奪った瞬間から相手の背後、ゴールに向かって攻めるということ。動き出して配球することは変わらないので、そこは誰が出ても変わらない。そのなかで小川航基や上田は同じようで実は違うところもある。ポストプレータイプもあれば、亨梧が試合に出れば、より押し込んだ状況でクロスから点で合わせるということが特徴だと思う。でも、チームの中で優先順位の一番は、相手の背後を取ること。起点になってプレーをしてもらうということは、すべての選手に求めていきたい。チームとしての戦い方が変わるとは思っていない。優先順位と特徴の生かし方が変わるかもしれないが、チームとしての戦い方が変わることではないと思っている。逆に、特徴の違う選手がFWだけではなく、中盤もDFラインもいるので、ベースにチームのコンセプトを持ちながらも、その選手の特徴を生かしていくことをオプションとして使えるように、チームとしても共有したい。チームの戦い方としても幅を持って戦えるようにできればと思っている」

──インドネシア戦の日程が1日後ろ倒しになり、使える準備期間が長い。一方で中国戦は時間が短い。どういう姿勢でやるか。
森保監督
「まずはインドネシア戦に向けて、これまでの最終予選と違って1日長くトレーニングできるということは、われわれにとってありがたいこと。理由としては、日本から行っても、ヨーロッパから行っても、インドネシアとかなりの気候の違いがあると思うので、コンディションを合わせられる時間が多く、よりいい状態で試合に臨むことができると思っている。戦術的な部分でも、練習の回数が1回多く取れ、ミーティングの回数も1回多く取れる。われわれのコンセプトや、試合に向けての戦い方をより共有する時間ができるという部分では、その1回を有効に使いたい。まだ何をプラスできるかということは、選手のコンディション等々を見極めながら、現地でやっていく。いま決められるものではないが、より選手が思い切ってプレーできるように、チーム戦術と役割の部分では、ピッチ上でもピッチ外でも深掘りして共有できるかなと思っている」

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