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日本代表 北中米W杯アジア最終予選メンバー発表、森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2024年11月8日 15時24分

──オーストラリア戦後、先発メンバーの固定に対してアジア最終予選については前の積み上げを次の試合に生かすことを重視していると言っていたが、どういう判断で決めたのか。
森保監督
「9月、10月のアジア最終予選もそうだが、これまでの代表戦はほとんどが1回の活動で2試合ある。1戦目と2戦目のメンバーを決めることに関して、いつもスタッフ間で議論しているし、私自身も最終的に決定するなかで、すごく悩んでいるところはある。これが正解なのかと自問自答しているが、与えられた時間のなかで考えて、これがいまの最善、最適だということで答えを出させていただいている。9月、10月の最終予選での戦いは、メンバーとしては多く変わっていないという決断になった。それがベストだということで、勝つ可能性をより高められるのではないかということで、練習や準備する時間も踏まえたうえで、最大限の力を発揮できるようにということで決断した。おっしゃられたとおり、同じ力を持っているいい選手はいっぱいいるので、より多くの選手を1試合目と2試合目で変えて、ピッチに送り出すことも可能だとは思う。だが、より勝つ可能性を上げられるようにということで決断している。次のインドネシア戦から中国戦に向けても、どういう選択をするかわからないが、常に選手たちやチームの状態を見ながら、1戦目から2戦目で変わっても変わらなくても、ただ何も考えずに起用していることはない。私自身も何パターンも考えるし、スタッフ間でも議論して考えていることをわかっていただければと思う」

──睡眠について「オーラリング」導入から、選手ローテーションの中でコンディションの参考にしていることはあるか。また睡眠のこだわりはあるか。
森保監督
「いろんなデータを駆使して、選手のコンディションを把握して、試合に向けてチームとして最善の準備をするために、オーラリングもそのひとつとして使わせていただいている。データとして確認はするが、データだけを見るのではなく、選手たちとともに過ごしているので、選手たちの行動を見てデータ通りなのか、主観的に見て違和感があったら確かめたりすることもある。ただデータにだけ惑わされないようにしている。主観と合わせてどう決断するかはやっていかないといけない。データだけ見ると眠れていないとか、脈拍がおかしいということもあるが、生活しているなかではありえる。本人が心身ともに健康な状態であれば、多少乱れてもプレーできるという判断でほとんどの場合はプレーしてもらっている。具体的な例をいうと、前回のオーストラリア戦でオーラリングでのデータの測定値がおかしくて、遠藤(航)選手のコンディションが悪いということは、オーラリングのデータから早めに見つけて対処することができた。そこは現代の科学に助けてもらいながら、チームとしては最善の準備をしている。私自身は、あまり使ってはいけない言葉だが24時間サッカーのために、24時間戦う気持ちではいる。だが睡眠をしっかりとらなければ、リフレッシュやリカバリーしなければ、心身ともに体は動かないし、いい判断はできないということはこれまでの経験でもある。次の日によりいいエネルギー、パワーを持って臨めるように睡眠はしっかり取るようにしている。ただ国内で活動しているが、ヨーロッパで活動している選手が多いので、ヨーロッパ時間で仕事をしなければいけないことも多いので、どうやって睡眠を取るかは工夫しながら、休むところは休むようにしている」

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