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1年前の悔しさ、「平さんを笑顔で...」がエネルギーに。浦和ユースがタフな戦いをPK戦の末に制し、プレミア昇格!

ゲキサカ / 2024年12月13日 23時24分

浦和レッズユースが2021年以来となるプレミアリーグ昇格

[12.8 プレミアリーグプレーオフ決勝 浦和ユース 1-1(PK4-3)京都U-18 サンフレッチェビレッジ広島第一球技場]
 
 1年前に涙したピッチでプレミアリーグ昇格。恩師とともに戦った「ラストゲーム」を最高の形で終えた。高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 プレーオフ(広島)は8日、ブロック決勝4試合を行い、Bブロック決勝(サンフレッチェビレッジ広島第一球技場)は浦和レッズユース(関東3)が京都サンガF.C.U-18(関西2)に1-1(PK4-3)で勝利。2021年以来となるプレミアリーグ復帰を果たした。

 プリンスリーグ関東1部3位の浦和はプレーオフ初戦で清水ユース(東海1)に2-0で快勝。決勝の先発はGK小森春輝(3年)、DF薄井翼(2年、U-17日本代表)、田中一信(2年)、阿部慎太朗主将(3年)、田中義峯(1年、U-16日本代表候補)、MF和田直哉(2年、U-17日本代表)、会田光希(3年)、井上大輝(3年)、深田京吾(2年)、松坂芽生(3年)、トップチーム昇格内定のFW照内利和(3年)の11人だった。
浦和ユースは2021年以来となるプレミア復帰をかけた一戦
 一方の京都U-18はプリンスリーグ関西1部2位。プレーオフ初戦は仙台ユース(東北1)に5-1で快勝していた。決勝はGK本多敦(2年)、DF小林治英(3年)、三宮稜大(3年)、神田幸太郎(3年)、柴田了祐(3年)、ゲーム主将のMF尹星俊(2年)、昌山勇(2年)、酒井滉生(2年)、松本悠臣(2年)、FW西岡佑真(3年)、立川遼翔(3年、U-17日本代表)の11人が先発した。
京都U-18は勝てば2021年以来のプレミア復帰
 前半、攻勢に試合を進めた浦和は、3分に会田が左足シュート。10分には田中義の縦パスを起点に井上がスルーパスを通す。これで照内がGKと1対1になったが、京都GK本多がビッグセーブ。それでも、浦和は16分、右CKからファーの和田が頭で折り返し、これを田中一がGKと競りながら頭で押し込んで先制した。
浦和トップチーム昇格のFW照内利和がゴールへ迫る前半17分、浦和DF田中一信が先制ヘッド2年生左SBがスコアを動かした
 浦和はその後もDFラインが個の強さを発揮し、和田や松坂、会田がボールを回収して素早くサイドへ動かす。そして、深田の縦突破や薄井、和田、照内、井上のクロスなどでゴール前へ。24分には田中一の左クロスを井上が頭で枠へ飛ばした。一方の京都は神田、三宮の両CBからグラウンダーでボールを繋ぎ、尹の展開などで押し返そうとする。なかなか攻め切れずにいたものの、26分にショートカウンターから西岡が右足シュート。32分にも、西岡が連続でシュートを放って空気感を変える。
京都のゲーム主将、2年生MF尹星俊がサイドチェンジ
 34分、浦和にビッグチャンス。相手ゴール前での奪い返しから会田が右足を振り抜くが、ポストを叩いた。その後は相手のハイプレスに押し返されたものの、集中した守りを継続。39分には京都のエースFW立川の突破を田中義が食い止め、こぼれを狙った酒井のシュートはDFとGK小森が懸命にかき出した。

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