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高卒でイングランド挑戦の日章学園FW高岡伶颯が最後の選手権。「絶対20ゴール決めて、この高校生活を優勝という形で終わりたい」

ゲキサカ / 2024年12月22日 19時5分

日章学園高(宮崎)のFW高岡伶颯主将(3年=三股町立三股中出身)

 高校から直接、イングランド挑戦。日章学園高(宮崎)のFW高岡伶颯主将(3年=三股町立三股中出身)は第103回全国高校サッカー選手権に出場する選手で最も注目されている存在だ。2007年3月生まれの17歳は今年、U-19日本代表や日本高校選抜に選出。6月にはサウサンプトン(イングランド)加入内定が発表された。
 1年時から県大会やプリンスリーグ九州で活躍しているものの、今年のインターハイは直前のケガによって欠場。選手権は過去2大会連続で初戦敗退と全国舞台での活躍をすることができていない。最後の選手権での目標は20ゴール。抜群のスピードと力強さ、跳躍力、技術力でも差をつけるストライカーは誰よりも泥臭く走り続けることのできる才能の持ち主だ。注目ストライカーが、西目高戦から始まる選手権への意気込み、「20」を掲げた理由などについて語った。

―選手権予選、抽選会が終わって全国大会が近づいてきているが、今の心境は?
「選手権優勝した時は本当に嬉しかったですし、でもまだまだこれからスタートっていう時に全国の出場校が決まって、抽選会で初戦が西目高校さんに決まった時はよりチームとしても、自分としても気を引き締めて、この選手権の全国までどう準備していくかっていうことをほんとに考えさせられる日々ではありました」

―抽選会に出たことで、大会の大きさを改めて実感したのでは?
「全国から色々な強豪が集まる中で、色々な選手がいるんで、自分のこの3年間を全国の人たちに知ってもらうためにも、準備していきたいなという風に思います」

―抽選会で1番多くの記者に囲まれてるのが高岡君だったと思うけれど、やはり注目度は高い。
「3年前とかと比べると、何もなかった自分に注目して頂いて、昨年もそういう感じで色々な方に注目されて応援されていたんですけど、全然結果が出なくて。ほんとに悔しい時期ではありましたけど、それを乗り越えてこその今の自分だと思うんで。それだけ注目して頂いているっていうことを胸に秘めて、ピッチで自分の3年間、今までやってきたサッカーをぶつけていきたいなと思います」

―高卒で海外に挑戦するということで昨年と違う注目をされているし、背負ってるものも大きいのかなと思うが?
「ありがたいことにプレミアリーグに所属しているサウサンプトンFCに入団することが決まって、より注目は集まったんですけど、それがほんとに嬉しいなっていうのと、もう半分の気持ちはこの期待に応えないといけないなという風に思っています。サウサンプトンFCに行くからって訳じゃないんですけど、世界で活躍するっていうのが目標でもありますし、ワールドカップで優勝するっていうのが夢でもあるので、それを目指している選手に値するという風な評価を、この選手権でも試合を見て頂ければ感じてもらえると思うので、ずっと僕の試合を見ていて欲しいなって思います」
どの試合でも全力プレー
―高岡君の一生懸命なプレーを見て、衝撃を受けたとか、そういうコメントをよく見るけれど、それぐらい人に影響を与えられる選手に今なってるのかなと思うが
「自分もやっぱ年を取っていく中でサッカーもできなくなっていくと思うので、その次に引き継ぐ小さい子供たちっていうのは、ほんとに今自分が高校サッカーでプレーできてる、サウサンプトンに入団できるっていうところで、今の自分というものを見せて、小さい子供たちに少しでも夢を与えれたらなといういう風に思います」

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