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反骨心を原動力に予選で8発や貴重なアシスト。堀越の2年生エース、FW三鴨奏太は選手権で「自分の価値を高める」

ゲキサカ / 2024年12月28日 8時0分

ー8得点して、準決勝も決勝もアシストもして圧倒的なパフォーマンスだったと思うが。
「点取った試合より点取らなかった試合の方が自分は印象に残っています。準々決勝の修徳戦と準決勝の日大豊山戦なんですけど、特に準決勝の豊山戦は自分がシュートを1本も打ってなくて。自分の動きとしてもそこまで悪くなくて、全然チームとしても機能してて、その中での自分がアシストだったんですけど、ゴールまで迫る瞬間っていうのがゼロでした。そこに悔しさはなかったんですけどチームとして勝てたんで。けど、『これは違うな』っていう風に思ってたんで、『決勝は絶対チャンスくるんで決めてやろう』と思ったのが、多分開始の2分で決めたの1点目に繋がったんじゃないかなと思います」

ーファーストタッチ、素晴らしかったけれど。
「ああいう止めないトラップっていうのは自分の中で得意なので。特に天然芝なんで、ちゃんと地面にボールを回転させることなく落とすことができれば、絶対自分のタッチできるスペースの中に入ってくるのは分かっていました。(杉村)充樹からのクロスも結構アバウトなボールだったんですけど、時間もあったんで、ファーストプレーでも行けるならシュートまでいっちゃおうっていう感覚で。左足でもうツータッチ目で打とうと思ったんですけど、ちょっと相手も食いついてきたんですけど、しっかり身体入れて、ほんとにファースタッチが決まってシュートを決めれたなって思います」

ーファーストタッチもその都度その都度、咄嗟の判断で使い分けることができている。
「そうですね。何ていうか、自分のポジションは360度敵がいるんで、自分の足元にピタッと止めるって訳じゃなくて、どこか空いてるスペースに流すっていうトラップの方が多分時間も作れるし、自分も次のプレーに移行しやすいっていうのはあって。特にあのスペースで、あの時間で、あの位置やったら、あそこに流してシュートっていうのが多分1番ですし、場合によってはマイナスに落として、もうちょい自陣からチームの全員が上がるのを待ってとか、色々な使い分けができると思うんで、止めないトラップっていうのは得意です」

ー同点ゴールの左足のクロスも逆足であれだけ柔らかいクロスを上げられるのは凄い。
「左足はずっと練習してて、小学校から両足は蹴れた方なんですけど、特に蹴れるようになったのは中学校の時に右足ちょっと手術して、そこで左足で持ってずっと1年間ぐらいやっていました。その期間、ほとんど左利きでプレーしていて。そこで左足でもこんくらいやれるなっていうのは自信になっています。今は右足で持ってますけど、普通にどっちの足でも全然使えるし、逆にクロスは左足の方が感覚的に何も考えられずに上げられるんで、ああいうアバウトなボールだったら左足の方が得意かなと思います」

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