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0-2から大逆転で日本一! 浦和Jrユースの合言葉は「仁さんのために」慕われながらクラブを去る36歳指揮官、主将が継承する“浦和の血”

ゲキサカ / 2024年12月28日 6時30分

 その結果、浦和Jrユースは後半に2点を返して同点に追いつくと、延長戦の勝ち越しゴールで勝利。後半アディショナルタイムの同点弾はGKのファンブルを逃さないしたたかさ、延長戦のゴールは粘り強い前線の守備意識がゴールにつながっていた中、指揮官は「僕が何かを言ったわけでもない」としつつ、「あいつらがいろんなことを感じて、いろんなことを伝え合ったりして、その結果、ああやってボールが転がってきたり、最後に刈り取れたりしていたので、みんながつながってできたのかなと思います」と最後まで選手を称えていた。
スタンドの控え選手たちも全員で喜ぶ一体感
 そんな金生谷監督は中学日本一という11年ぶりのタイトルを置き土産にクラブを去る。琉球での挑戦に向けては「ここで出会った方への感謝を胸に、浦和で経験したことの全てを背負ってチャレンジしたい。とにかくヒラさんのために。それが浦和の男だと思うんで、とことんヒラさんのためにやりたいなと思っています」と静かに決意を示した。

 一方、指揮官の思いは浦和ユースに進む岩崎が担い、受け継がれることになる。「僕は小6、中3と監督とやってきたので、監督の血というのは僕の中に入っている。僕が監督の思いも背負って、高校でしっかりとこの血を合わせて、より強い浦和レッズにしていきたいです」(岩崎)。愛され、慕われ、信頼された指揮官のもとで得た財産はこれからのキャリアでもいっそう輝くはずだ。

(取材・文 竹内達也)
●高円宮杯第34回全日本U-15選手権特集

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