日大でプロ内定選手会見、「反骨心で成長した世代」熊倉ツインズは選手権4強の母校・前橋育英にエール
ゲキサカ / 2025年1月10日 22時0分
日本大が10日、サッカー部のJリーグ・JFL加入合同会見を行った。双子の兄で横浜FCに入団する主将DF熊倉弘貴(4年=前橋育英高)、弟でヴァンフォーレ甲府に入団するFW熊倉弘達(4年=前橋育英高)、JFLのクリアソン新宿に入団するMF猪野毛日南太(4年=町田ユース)、そして3年生で横浜F・マリノスに入団するGK木村凌也(3年=横浜FMユース)の4選手が出席した。
熊倉ツインズの母校である前橋育英高は、現在開催されている高校サッカー選手権でベスト4に勝ち上がっている。熊倉たちは同級生にMF櫻井辰徳(鳥栖)がいた世代だったが、最後の高校選手権は群馬県予選の3回戦で敗退。苦い思い出を持っている。ただ多くの選手が大学に進んだ中で、明治大MF中村草太(広島入団)を筆頭に、東洋大DF稲村隼翔(新潟入団)、東洋大MF新井悠太(東京V内定)、中央大GK牧野虎太郎(長野入団)らが、「反骨心で大学で成長してプロに行く」(熊倉弘貴)。
明日11日に行う準決勝では東福岡高と対戦する。熊倉弘貴にとっては、横浜FCに同期入団となる桐蔭横浜大MF遠藤貴成(4年=東福岡高)との“母校対決”にもなる。「優勝してほしい。前育は強くあるべき」と話すと、「東福岡さんもレベルが高いけど、一個踏ん張って頑張ってほしい。最後の決勝も準優勝と優勝ではイメージが変わると思うので、優勝という形で終わってほしい」とエールを送った。
熊倉弘達も後輩たちの躍進を楽しみに観ているという。母校の4強は、甲府でチームメイトとなる先輩のFW飯島陸たちが初優勝を飾って以来。「昨日も『お前らが行けなかったからな』とかそういう話をした」と笑うと、「前橋育英は全国優勝をしなければいけないチームではあるけど、ほかのチームも育英を倒すというのは思っていること。その中でベスト4に行けたのは、今の世代の人が頑張った成果。王座奪還を目指して頑張ってほしい」と期待を寄せていた。
以下、登壇した4選手のコメント
DF熊倉弘貴(4年=前橋育英高/横浜FC入団)
「これから始まるキャンプで自分をアピールして開幕スタメンを取れるように頑張りたい。(持ち味は)左足のキックやピッチ内外のリーダーシップ。仲間に対しても要求できることだと思っている。好きな選手で憧れはジョルジーニョ選手(アーセナル)です」
FW熊倉弘達(4年=前橋育英高/甲府入団)
「目標はチームの主役として活躍して、J1に上げること。ゴールとアシストの数字の部分は、大学生活で身に着けることができた。前線からの守備は高校時代から心がけていて、スカウトの方に評価してもらった部分。憧れは香川真司選手です」
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