横浜FMは新体制&背番号が決定! 西野努SDは会見で「長身でスピードある」コロンビア人CB加入内定を電撃発表

横浜FMが新体制発表会見を行った

　横浜F・マリノスは11日、横浜市内で2025シーズンの新体制発表会見を行った。

　横浜FMは昨シーズン、開幕時に指揮官としてハリー・キューウェル氏(46)を招へいしたが、同シーズン夏に成績不振で契約解除。ヘッドコーチのジョン・ハッチンソン氏(45)が暫定的に指揮を執ったものの、J1リーグ9位に終わった。また、悲願のACLは準優勝。過密日程に苦しみながら、タイトルまであと一歩及ばなかった。

　新シーズンに向け、新指揮官として昨年12月17日にスティーブ・ホーランド氏(54)が就任した。会見では「4週間後に迎える試合に向けて、いい準備をしないといけない。求めていることは去年の順位ではない。このすばらしいクラブで、皆さんと一丸となって戦えることを楽しみにしている。選手一丸となって皆さんと戦っていきたい」と意気込みを語った。

　新体制発表会見スタート前の時点で新加入は9人だったが、会見で新たに1人が電撃加入となった。

　レンタル移籍から復帰するMF木村卓斗(←甲府)とMF松田詠太郎(←新潟)、20年10月以来の復帰となるGK朴一圭(←鳥栖)、完全移籍で加入するDF鈴木冬一(←京都)とFW遠野大弥(←川崎F)、アカデミー出身で1年前倒しでプロキャリアをスタートさせるGK木村凌也(←日本大)、トップ昇格を果たしたDF埜口怜乃(横浜FMユース)とMF望月耕平(横浜FMユース)、飛び級でプロ入りする新高3年MF浅田大翔(←横浜FMユース)。そして、新体制発表会見でDFジェイソン・キニョーネス(←アギラス・ドラダス)の加入内定が発表された。

　スポーティングダイレクター(SD)に就任した西野努氏は会見で、27歳のコロンビア人CBキニョーネスについて「長身でスピードもある。何よりもパーソナリティ、リーダーシップを取れる。DFラインをしっかり統率してくれるという期待をしている」と特徴を述べた。なお、キニョーネスはメディカルチェック後に正式契約になるという。

以下、2025シーズンの横浜FM新体制

■スタッフ
監督:スティーブ・ホーランド(新任)
ヘッドコーチ:パトリック・キスノーボ(新任)
アシスタントコーチ:大島秀夫
アシスタントコーチ:安達亮
GKコーチ:松永成立
アシスタントGKコーチ:榎本哲也
フィジカルコーチ:田中章博(新任)
コンディショニングコーチ:田中祐介
アナリスト:ジョージ・アポトリティス(新任)
アナリスト:山口潤
パフォーマンスデータアナリスト:舛井裕輝

■選手
▽GK
1 ポープ・ウィリアム
19 朴一圭(←鳥栖)
21 飯倉大樹
31 木村凌也(←日本大)

▽DF
2 永戸勝也
13 ジェイソン・キニョーネス(←アギラス・ドラダス)
16 加藤蓮
27 松原健
39 渡邊泰基
43 埜口怜乃(←横浜FMユース)

▽MF
6 渡辺皓太
8 喜田拓也
17 井上健太
20 天野純
25 鈴木冬一(←京都)
28 山根陸
34 木村卓斗(←甲府)
37 松田詠太郎(←新潟)
42 望月耕平(←横浜FMユース)
45 ジャン・クルード
47 山村和也

▽FW
7 エウベル
9 遠野大弥(←川崎F)
10 アンデルソン・ロペス
11 ヤン・マテウス
14 植中朝日
23 宮市亮
46 浅田大翔(←横浜FMユース)

(取材・文　石川祐介)
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