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伝説のモデル麻田奈美“リンゴヌード”は永遠に…全撮影を再録した写真集が話題

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月6日 9時26分

写真

撮影:青柳陽一

 ご存じ“リンゴヌード”で一世を風靡した麻田奈美の全撮影を網羅した写真集シリーズ「林檎の記憶」の第5弾「NAMI ASADA 5 麻田奈美写真集『林檎の記憶』5 ファイナルカット」(小学館 撮影:青柳陽一)が発売され話題になっている。2014年から復刻が始まった写真集の最終巻だ。

 麻田は1973年「平凡パンチ」でグラビアデビュー。撮影当時18歳。掲載された“リンゴヌード”で、同誌は100万部を突破したといわれ、一大センセーションを巻き起こした。

 その後、CMタレントや歌手としても活躍したが、青柳カメラマンとコンビでの撮影は1977年が最後。わずか5年余の活動を経て引退した伝説のモデルだ。

 八重歯もキュートないたいけな童顔に、豊満なバストとヒップ。当時、青少年だった団塊世代にとって、アイドル的人気を誇ると同時に、いまだに忘れられない“オナペット”だったことは言をまたないだろう。

 発売中の「週刊ポスト」では、8ページの袋とじの中面で、19年に、40年ぶりのヌード撮影(今回の写真集に収録)に挑んだ、当時65歳の麻田の顔写真を掲載している。18歳から彼女を撮り続けた青柳カメラマンに対し、麻田は「こんな年まで撮ってもらえるのはうれしい」と話していたという。

団塊世代は忘れられない「禁断の果実」

 グラビア評論家の織田祐二氏はこう話す。

「童顔+巨乳はまさにグラビアアイドルの元祖のような存在です。それでいて、鮮烈なボディーのすべてを披露してくれていたのだから、当時の男子はたまらなかったでしょう。まさに昭和の旧約聖書、禁断の果実、イブ伝説の復活ですよ。彼女を前に、男はみんなアダムになりたかったはず。一説には、デビュー当時、85センチほどだったバストは、5年後には90センチ近くまで成長していたとか」

 あまりにも有名な“リンゴヌード”について織田氏はこう考察する。

「女性の裸体を真正面から撮った美しさ。ある意味芸術的で、ある意味とっつきやすい。エロくないといえばエロくない。いや、無垢な分だけエロい。わかる人にはわかる強烈な世界観です。そこから他のバリエーションやポーズもたまらなく見たくさせられる。赤一点が強調された世界観は小津安二郎の映画にも通ずる、そぎ落とされた効果を感じます。そして乳首の位置、乳輪、乳房の離れ具合、おヘソやリンゴとのバランスも素晴らしいの一言。まさに奇跡の黄金比でしょう。余談ながら、日本人はリンゴが大好きなんです。終戦後は『リンゴの唄』で復興。1950年代にリンゴの生産は急増し、60年代はビートルズのアップルレコード。そして70年代は“リンゴヌード。今、日本のスマホのシェア1位はiPhoneです。この流れは必然だったワケですよ(笑)」

 写真集と同時に、「麻田奈美写真集 林檎の記憶」1~5巻の電子書籍版も同時発売。リンゴ可愛いや、可愛いやリンゴ~。この春は、伝説の写真を眺めながら、青春時代の甘く切ない気持ちに浸ってみるのも悪くないかも。

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