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ブルージェイズ菊池雄星の市場価値を左右する「対大谷戦」…後輩にして天敵に新投球スタイルは通用するか

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月24日 8時42分

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菊池雄星(C)ロイター/USA Today Sports

 ブルージェイズ・菊池雄星(32)が日本時間23日、ロイヤルズ戦に登板。

 6回を1本塁打含む5安打2失点、4奪三振、無四球で2勝目(1敗)を挙げた。四回には打球が右足を直撃するアクシデントに見合われながらも続投。5点リードの六回には2ランを浴びたが、17日のヤンキース戦に続く白星を手にした。

 菊池は勝ち星に恵まれないが、17日のヤンキース戦まで4試合21回3分の2イニングで29奪三振。規定投球回(22)未満ながら、奪三振率12.05はホワイトソックスの左腕クロシェ(11.92)らを抑えてリーグ1位に相当する。

 今季は、これまでほとんど投げなかったカーブ(被打率.105、奪三振率30%)とチェンジアップ(同.143、42.9%)を投球の軸にしたのが好調の要因。この2つの球種で大物食いを続けており、ア・リーグ東地区のライバルで開幕ダッシュに成功したヤンキース相手に2試合11回3分の1を投げ、1勝0敗、防御率0.79と好投。2022年のア・リーグ本塁打王(62本)ジャッジ(3打数無安打、2奪三振)、20年のナ・リーグ首位打者(打率.351)ソト(6打数1安打)の強打者2人を完璧に封じ込めた。

 ローテ通りなら、次回はドジャース戦に登板予定。今オフ、FAになる菊池にとって、ヤ軍と並ぶメジャー屈指の強力打線との対決は自身の市場価値を高める好機といえる。

 花巻東高(岩手)の後輩である大谷とは過去の対戦で20打数6安打の打率.300、3本塁打、4打点とカモにされている。大谷は菊池の決め球であるカーブ(打率.600)、チェンジアップ(同.450)を得意にしているだけに、新たな投球スタイルがどこまで通用するかの試金石となる。

 これまで痛い目に遭い続けた大谷を封じ、「大物キラー」としてさらにアピールしたいところだ。

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