阪神がアレよアレよと首位浮上…球団歴代最多勝利も近づき岡田監督の威光は増す一方
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月25日 11時10分
岡田監督(C)日刊ゲンダイ
あれよあれよと首位に立ったのが、昨季セ・リーグ覇者の阪神だ。
開幕から2カード連続で負け越すなど、出足こそモタついたものの、24日のDeNA戦は1-3の九回に4点を奪い逆転勝ち。14日からは2つの引き分けを挟んで7連勝を飾った。昨季Vの原動力となった投手陣はチーム防御率1.98と健在。打線も、開幕から2戦連続完封負けを喫した「底」を脱した感がある。今のところは王者の実力を遺憾なく発揮しているといっていい。
このまま阪神が着実に貯金を積み重ねて連覇を達成するようなら、岡田彰布監督(66)の威光はますます強くなる。
昨季は前任時の2005年に続いて2度目のペナントを奪取。日本シリーズではリーグ3連覇のオリックスを退け、38年ぶりの日本一にもなった。
球団の歴代最多勝利監督の座も近づいている。現在1位の藤本定義の514勝まで残り24勝(24日現在)。球宴前にも記録を更新しそうな勢いだ。
ただでさえ岡田監督の後ろ盾には、親会社の阪急阪神ホールディングスのトップ・角和夫会長兼CEOがいる。そのうえ、「球団史上初の連覇達成となると、それこそ阪神のドンとして聖域化しそうな雰囲気です」とは、さる全国紙記者だ。(つづく)
◇ ◇ ◇
実際、それを裏付けるような出来事もあり、「今後は岡田監督の報道に忖度が生じるのではないか」という声も上がっている。
岡田監督の長期間に及んだ取材拒否騒動の顛末、マスコミとの関係性の変化などについて、●関連記事【続きを読む】…で詳しく報じている。
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