少しでも大谷選手にネガティブなことを言う人間は許さない…そんな空気に警鐘を鳴らしたい(立岩陽一郎)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月27日 11時3分
この訴状は4月11日に連邦地裁に提出されたもので、水原容疑者の銀行に対する詐欺容疑について日本の国税庁にあたるIRS(内国歳入庁)の捜査員がまとめたものだ。Affidavitと書かれており、正確には捜査員がまとめた供述調書だが、ここではメディア全般が報じている通り、訴状としておく。
訴状では、以下の点について概要がまとめられている。
①違法賭博に対する捜査。
②違法賭博が実施された証拠。
③水原氏が行った違法スポーツ賭博に関するメールの内容。
④水原氏が億単位の規模で負けたことを示す記録。
⑤x5848口座から億単位の資金が動いた記録。
⑥当該銀行(Bank Aと記載)と水原氏との関係を記した記録。
⑦水原氏が当該銀行の行員を騙してx5848口座から資金を動かした状況。
⑧被害者A(大谷選手)が水谷氏のx5848へのアクセス容認を否定。
⑨被害者A(大谷選手)の代理人たちは、水原氏からx5848口座へのアクセスを拒否されたと証言。
⑩x5848アカウントからの購入に関連情報は、偽名で水原氏宛で届けられていた。
⑪水原氏はx5848口座からの資金移動について報道機関に対して被害者A(大谷選手)から借りたものだったと虚偽の主張をした。
⑫被害者A(大谷選手)は彼の携帯電話の確認を捜査員に許可した。
⑬水原氏は被害者A(大谷選手)から資金を盗んだことを認めた。
これらが表紙を入れて37枚に書かれている。訴状で主張されている通り、大谷選手は被害者であり、それが故に、少しでも大谷選手の対応に疑問符をつけた人間に謝罪を要求する流れとなっているということだろう。なぜなら、水原容疑者が大谷選手の口座から資金を盗んで違法賭博を行っていたことは明らかだからだ。大谷選手から盗む際に大谷選手が口座を持つBank A(以後、A銀行)を騙した。それがこの訴状に書かれている内容だ。
訴状をつぶさに読んで分かったこと
では、私が抱いた疑問についてはどう書いているのか。
「2022年の2月2日頃、水原氏がA銀行に電話をかけて、ネット送金のためにx5848口座へのアクセスを要求した」となっている。その結果、どうだったか。
「水原氏はA銀行との電話中、被害者A(大谷選手)を名乗り、車のローンのためにブックメーカーに資金を送金しようとしていると偽った。この要求は失敗し、A銀行はx5848口座のオンライン取引を凍結した。」
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