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ハチの大群で大谷の試合が2時間遅れ…MLBの虫トラブルあれこれ、中にはクククな笑い話も

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月1日 17時26分

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チェース・フィールドでハチの大群を駆除するマット・ヒルトンさん=フェニックス(C)共同通信社

 ハチの大群で試合開始が1時間55分も遅れたのが、日本時間5月1日のダイヤモンドバックス対ドジャース戦だ。

 アリゾナ州フェニックスのチェイス・フィールドのグラウンド内にハチの大群が現れ、急きょ駆け付けた職人が駆除作業に追われた。その間、大谷翔平はベンチでフリードマンらと談笑。球場内に「ヒーロー」の曲が流れる中、職人はファンの声援を浴びながらハチを駆除。その後、職人が始球式を行うという演出もあった。

 メジャーの球場がハチの大群に悩まされるのは珍しくない。2012年5月のロッキーズ対ダイヤモンドバックス戦(デンバー)、13年9月のエンゼルス対マリナーズ戦(アナハイム)、17年3月のパドレス対ロッキーズ戦(ピオリアでのオープン戦)でも、それぞれハチの大群によって試合が中断されている。

 極めつけはある年のプレーオフ。160キロの速球が武器の剛腕リリーバーが、マウンド上で大量の虫の襲来に悩まされたのだ。

 リリーバーは懸命に群がる虫を追い払おうとしたものの、集中力が途切れたのか炎上――。虫の被害にあった気の毒な投手といわれるが、これには裏話がある。

 このリリーバー、実は首付近に大量のクリームを塗りたくっていたという。目的は滑り止め。メジャーの公認球は滑りやすいため、汗を拭うふりをして指で首筋付近をなぞってからボールを握っていたとか。大量の虫はそのクリーム目当てでリリーバーにまとわりついていたようなのだ。

 指に異物を付けるのはもちろんルール違反だから、乱調はある意味、自業自得。事情を知っている関係者たちはリリーバーが虫に悩まされる様を見て、ケタケタと笑っていたそうだ。

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