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メッツ傘下3A藤浪晋太郎の厳しすぎる実情 メジャー復帰どころか「日本球界出戻り」に現実味

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月8日 11時2分

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藤浪(C)共同通信社

 藤浪晋太郎(30)が大苦戦を強いられている。

 メッツ傘下3Aシラキュースでプレーする右腕は今季、メッツとメジャー契約を結んだものの、オープン戦は5試合登板で防御率12.27と結果を残せず3Aに降格。その3Aでも7日現在、9試合7回3分の2で19四死球、防御率14.09と散々だ。

 7日配信のスポニチアネックスによれば、この日、ドジャースタジアムを訪れた藤浪の代理人であるスコット・ボラス氏は、「今、彼は今までなかったような環境で投げている。本当に寒い。四球も多い」と、フォローしたという。その上で、藤浪にはメジャークラスの球威があり、制球力さえ戻ればメジャーでも通用する、と強気の姿勢を崩さなかったそうだが、現地特派員がこう言った。

「シラキュースはニューヨーク州北部のカナダとの国境に近い都市。北緯43度で札幌とほぼ同じです。たしかに冬は寒いですが、今の時季は最高気温も20度を超えますし、デーゲームならあまり問題はない。むしろボラス氏は、藤浪の制球が一向に改善されないことに頭を抱えているのではないか。年俸は335万ドル(約5億円)で高くはないが安くもない。このままだとメジャー復帰はおろか、他球団への移籍も難しいと思います」

 米球界で活路を見いだせないとなると、日本球界復帰が現実味を帯びてくる。

「本人がマイナーで投げ続けたい、というなら話は別ですが、日本に帰ってくるタイミングとしては悪くない。昨季はオリオールズで好投した時期もあった。移籍前の阪神時代、箸にも棒にもかからなかった時よりはいくらか成長しているはず。その経験を買って、獲得に乗り出す球団はあるでしょう」(球界OB)

 実際に手を挙げそうな球団はどこか――。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

●関連記事【続きを読む】…では、阪神復帰の可能性や藤浪がもっとも力を発揮できそうな球団などについて詳しく報じている。

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