【FES☆TIVEインタビュー 1 】青葉ひなり、11年のアイドル生活の最後を締めくくるシングルがリリース

－－以前から青葉さんが“TDCホールが目標”と語っていたのには、そういう背景もあったのですね。TDCワンマンのあとフェスイベント「@JAM EXPO」への出演、そしてそのあとに卒業ライブも行われるという流れですね。

青葉「はい」

－－メンバーたちには卒業することをどのタイミングで伝えたんですか？

青葉「発表の4日前くらいだったかな……」

－－えっ、そんな直前に!?

八木「青葉自身も最後の最後まで迷っていたと思うので……」

－－それは土光（瑠璃子）さんにも？

青葉「土光は従姉妹で、一番長く一緒に活動しているメンバーなので話はしていました」

八木「私もだいぶ前から相談というか、話は聞いていたので、“ついに決めちゃったか！”というのは最初に思って、でも今までずっとFES☆TIVEというグループのためを思って活動してくれていたので、これからは青葉が自分自身のことを優先してほしいなと思っていて……。だから卒業を発表したからには背中を押してあげたいなと思うようになりました」

－－前回のインタビューでは、八木さんが最近しっかりしてきて、“メンバーから相談を受けるようになり人生を語るようになった”という話もありましたが、今回青葉さんからも？

八木「（笑）。でもそういう話はよくしていたよね。発表の数日前にも私の家で鍋をしていたり。“辞めるのやめたら……”とか（笑）。最後の最後までできることはしました」

－－ところで今回の衣装、それぞれ大きく名前が入ってるのがインパクトありますね。そういえば、筆者が八木さんに初めてお会いしたときも名前入りのゼッケンつけていたような……。

八木「ぷちぱすぽ☆時代ですよね。私もこれ見て既視感ありました（笑）」

青葉「あったよね（笑）」

－－そのときは確か体操服にゼッケンを縫い付けた衣装で。

八木「あのときは手書きだったので、ちょっとオシャレになりました（笑）」

－－でもやっぱりインパクトはあります（笑）。ちょっと話がそれましたが、本多さんは青葉さんの卒業を聞いたときにはどんな思いでしたか？

本多しおり「めっちゃ寂しくて……。私は昨年新メンバーとして加入したんですけど、あんまり人と馴染めないタイプなのでどうしようと思っていたところ、ひなりちゃんとはすぐ打ち解けられて。ひなりちゃんがいなければここまでグループに馴染めていなかったと思うし、今でも普段からLINEとかですごく気にかけてくれていて……。だから最初に聞いたとき涙が止まらなくなって……。でも今はひなりちゃんに安心して新しい道を歩いてもらえるように、自分自身も力をつけていかなくてはと思っています」