ジェットスター『関空~フィリピン・クラーク直行便』就航! 最高級機内食「香辛料のパンチが効いた焼き鳥」
Global News Asia / 2018年4月5日 9時15分
2018年4月3日、この春、関西国際空港~フィリピン・クラーク国際空港(ルソン島)線の直行便が就航した。ジェットスター・アジア航空のフライトで、クラークを経由するシンガポール線の利用となる。日本からクラークへは初の直行便で、クラーク空港のハブ空港化を目指すフィリピン・ドゥテルテ政権にとっても、待望の新路線だ。
運航は、火・木・土の週3便で、使用機材はエアバス A320型機。運賃は最安設定の「Starter」(機内持込荷物は7kgまで可)で、片道5960円から。
この就航で、既存のフライト(関空~マニラ)を合わせたジェットスターグループによる、関空~フィリピン線は週10便の運航。フィリピンに本社を置く、フィリピン航空やセブパシフィック航空を大きく上回る、最多便数での運航になった。
ジェットスター・アジア航空の関西国際空港~フィリピン・クラーク国際空港線
3K778便:関空(12時55分)発~クラーク(16時15分)着、火・木・土曜運航
3K777便:クラーク(07時00分)発~関空(11時55分)着、火・木・土曜運航
この日のフライトもほぼ満席(180席)で、12時45分ドアが閉められ、滑走路へ移動、12時59分に離陸した。順調な飛行が続き、クラーク空港着陸5分前に気流の変化で若干揺れた程度。16時(日本時間17時)にクラーク空港に着陸した。飛行時間は4時間1分の快適な空の旅。
離陸し安定飛行に入ると、ミール・ドリンクサービスが始まった(食事は別料金)。ジェットスター・アジア航空は機内食の種類が豊富で、事前予約が必要なものと、当日OKのものの2種類がある。
一番人気の高い、期間限定の最高級機内食は、香辛料のパンチが効いた焼き鳥2本とココナッツ風味のご飯(事前予約が必要)で、アルミホイルを剥がすと、食欲を刺激する南国の香が華開く。鶏肉は柔らかくジューシーで、人気レストランのレシピが生かされているようだ。22シンガポール・ドル(約1700円)と価格は高いが、納得できる美味しさだ。機内販売のアイテム数も充実しており、美容系の免税商品を買い求める乗客が多かった。
入国手続きの待ち時間は15分ほどで、預入荷物を受け取り、着陸から空港を出るまでの所要時間はわずか約40分と短く、空港周辺の渋滞もない。
クラークには、ヨコハマタイヤや、アデランス、産業ガス日本最大手の大陽日酸など、多くの日系企業が進出している他、語学学校も多い。クラーク空港から市内へは50ペソ(約110円)のミニバス・エアコン付き(ジプニー)や、マニラ空港へは大型バス350~400ペソ(約750~810円)なども運行されている。国内線の路線も徐々に増えてきており、クラークを拠点にフィリピン各地に旅をすることができそうだ。
【編集 : LampangY】
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