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売れ残りの土地=悪い土地とは限らない?理想の暮らしを手に入れるための「土地の探し方」【一級建築士YouTuberが解説】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月9日 9時0分

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(※写真はイメージです/PIXTA)

家を建てるには当然ながら土地が必要です。が、どのような基準でその土地を選んだらよいかについては、一概に人気の土地が良いとは決して言えず、様々な観点から考えられるべきことでしょう。本記事では、『後悔しない家づくりのすべて』(サンクチュアリ出版)の著者げげ(⾦⾕尚⼤)氏より、幸せに暮らす家づくりを実現できる「土地選び」のポイントについて詳しく解説します。

土地探しの3つのポイント

家を建てるには、当然ながら土地が必要です。注文住宅だと、基本的には自ら土地を用意しなければなりません。

家を建てるのに加え、「土地探し」もまた多くの人にとって初めての経験となり、苦労することのひとつといえます。

土地を検討するにあたり、特にチェックしておくべきポイントは、「価格は適正か」「敷地に問題はないか」「ハザードマップにかかっていないか」の3つです。

また、土地を探す段階で、トータルの予算感を把握するのが大切です。建売のチラシを見て「このくらいだろう」と見当をつけるようなおおざっぱなやり方だと、必ず予算が大きくオーバーします。

土地の検討の前に行ってほしいのが、住宅会社を決めることです。住宅会社は、建物の予算を見積もってくれるとともに、敷地が宅地として問題ないか判断をしてくれます。

また、住宅ローンの本申し込みに建物工事請負契約書が必要なケースもあります。そうして建物と土地の総額を算出したうえで、正確な資金計画をつくると安心です。

売れ残りの土地は、買ってはいけない?

土地の値段は、少しの違いで大きく変わるもの。たとえば同じ町内でも、駅に近いほど高くなりがちですし、土地の形が整っていないと割安になります。

そうした細かな要件が積み重なり、「人気の土地」と「売れ残る土地」が出てくるわけですが、売れ残っているからといって「悪い土地」とは限りません

家づくりと同じで、土地もまた「そこで幸せに暮らす」ことが目的です。ほしい暮らしが実現できる土地が売れ残っているなら、大きなチャンスなのです。

一般的に不人気である「駅から遠い土地」は、電車を利用しない人にとっては無関係です。目の前の道路が狭くとも、建物の配置や外構次第で出入りのスペースを広げられます。狭い敷地であっても、2階にリビングを配するなど設計上の工夫で十分豊かに暮らせます。

売れ残りの土地を「割安な土地」に変えるには、土地に対してどんな建物がつくれるかというプランも含めて検討する必要があり、やはり土地探しの前に住宅会社を決めておくのがおすすめです。

 

げげ(⾦⾕尚⼤)

⼀級建築⼠事務所げげ代表

一級建築士YouTuber

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