年金の目減り・物価高・社会保険料上昇…2025年の家計不安に備える!「少ない元手で早く資産を増やす」方法
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月9日 17時45分
※画像はイメージです/PIXTA
近年、急激な物価上昇が世界的な問題となっています。日本でもこの2〜3年で生活費などの出費額が増えているほか、国内における社会保険料の増加や物価上昇による実質的な可能消費額の減少など、不安は後を断ちません。2025年はどのように家計不安を乗り越えればよいのでしょうか? 本記事では、家計不安を解消するための手段としての「FXによる資産形成」について、株式会社ソーシャルインベストメントの清水一喜氏が解説します。
急激な物価上昇がもたらす不安
現在、世界規模で急激な物価上昇が起きています。戦争や災害などによって世界情勢も不安定であるため、株式市場などマーケットの価格変動も急激な値動きをすることがあります。日本の低金利局面下では、貯金だけで急激な物価上昇に対応することは難しいでしょう。そのようななか、価格変動の大きな株式投資だけでは資産を形成するにもリスクがあるといえます。不安定な時代だからこそ、自分の資産配分と資産形成をライフスタイルに合わせて考えていく必要があるでしょう。
現在の日本では、物価上昇に加えて社会保険料の負担が増えています。また、物価の上昇が賃金の上昇に追いついていないため、収入に対する支出の割合が増えていることも事実です。年金の支給額も物価の上昇に追いつかない可能性があるため、将来的な年金の支給額は実質的には目減りしてしまう可能性も否めません。
このように近年稀に見る物価上昇によって、多くの国民は支出額が増え、将来に対する漠然とした不安が積み上がっているのが現状です。
FXでの資産形成…株式投資や不動産投資より少ない元手で早く増やせる
このような課題を解決する方法のひとつとして「FXでの資産形成」が考えられます。運用リスクが高いといわれているFXですが、リスクマネジメントを徹底することで金銭的な不安を解決する程度の資産形成を可能にすることができるでしょう。
トレーダー一人ひとりの初期投資額や目標とする収益額に差はありますが、安定して利益を上げられるようになれば、大きな元手が必要となる株式投資や不動産投資などより早く資産形成をすることが可能です。「投資」というワードを聞くと、お金に余裕のある人がよりお金を増やすための手段だと捉えがちです。FXはレバレッジを上手に活用すれば、少ない資金でもプロトレーダーと同様にトレードすることができます。確かに熟練のトレーダーと同じ舞台でトレードするということは、油断ひとつで大きな損失を被る可能性があります。しかし、トレードルールを徹底し、トレーダーとしての真摯な姿勢を保ち続けることができれば、手元に多額の余剰資金がなくても資産形成することができます。
一昔前までなかったレバレッジを活用したトレードは、現在を生きる人々の将来への漠然とした不安を解消する手段のひとつとして挙げることができるでしょう。
運用の基本はリスクマネジメント
投資全般で大切なことはリスク管理を徹底することです。FXも同様にリスクマネジメント能力がなければ、相場の荒波にのまれてしまいます。また、安定的な利益を出し続けるプロトレーダーと不安定な収益で困惑している初心者トレーダーの根本的な違いは、リスクマネジメント能力の習熟度の差ともいえるでしょう。
FXで資産運用を行う際に最も重要なリスクマネジメントのひとつは、利確と損切りの位置を明確に設定して、指定したルールどおりに売買を行うことです。事前に設定した価格をもとに最後までトレードできれば問題ありませんが、多くの初心者トレーダーは相場の流れが自分にとって不都合になってきた場合、事前に設定した価格を変更してしまいます。
小さく損切りできるはずだったトレードがより大きな損切りになったり、含み益がなくなるのを怖れるあまり想定よりも小さい利益でトレードを収めてしまったりすることがあります。このような想定に反した行動を取ってしまうと、どれだけトレードスキルが高くても、安定的なトレードはできません。FXで資産運用をする場合は徹底的なリスクマネジメントが求められるのです。
自分に合った資産形成を
今回は、世界情勢が不安定な現代で、FXが将来の不安を解決できるのかどうかを考えました。プロトレーダーとしての見解は、リスクマネジメントを徹底したうえでFXを用いて運用をするのであれば、将来的な不安を解消する資産形成が期待できるでしょう。
レバレッジを活かして手持ちの資産以上の取引ができるメリットと、トレードルールを徹底しなければ想定以上の損失を被る可能性があるデメリットをしっかりと意識する必要があります。漠然とした将来の不安からFXを始めた人は、ぜひ自分の経験値に合わせたレバレッジで、一回のトレードで最大限の学びを得る努力をしていきましょう。
清水 一喜
株式会社ソーシャルインベストメント
執行役員
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