ガジェット男子のカバンの中身_フォトグラファー・米原康正さん
&GP / 2018年6月23日 23時0分
ガジェット男子のカバンの中身_フォトグラファー・米原康正さん
その昔から「使っている道具を見れば、その人がわかる」なんて言われるように、 時に道具は持ち主の性格やライフスタイルを如実に表す鏡でもある。となれば個性豊かな業界人の皆さんは、さぞかし面白い道具を持ち歩いているハズ! というワケで、ファッションやマスコミ業界から芸能人に話題のプロゲーマーまで、 多種多様な皆さんのバッグとその中身を突撃ウォッチング。 モノ選びのコダワリと付き合い方から、十人十色の“その人らしさ”が見えてきた。
第1回は数多くの雑誌・企画を生み出してきた伝説的編集者にして、写真家としても活動する米原康正さんです。
<米原さんのカバンの中身は?>
■カシオのデジタルカメラ
写真家の仕事ではカシオのコンパクトデジタルカメラ「 EX-10」と「 EX-ZR850」を使用。撮影の際に、引っかかることなくシャッタ ーがすぐ押せるというのが、気に入っているポイントなのだとか。
シャッターボタンが押しやすいのも自分的にはポイント
■ルイ・ヴィトンのキーホルダーと鍵類
ヴィトンのキーホルダーに色んな鍵とさらにキーホルダーをもドッキング。 次から次へと繋げていくチェーンスタイルであえてジャラつかせることで、存在感が高まって、無くしてしまう心配もご無用。
あえてジャラジャラさせると無くしづらくなるんですよね(笑)
■ライカのインスタントカメラ
友達のパーティーなど、ちゃんと記録したい時には持っていくようにしている「ライカ ゾフォート」。撮った写真をその場で相手にあげることで、コミュニケ ーションの役目も担っている。
コミュニケーションツールとして使っている部分が強いです
■サボテン型のスマホケース
スマホはiPhone 7プラス。すぐ無くしてしまうので、大きくて存在感のあるケースをということで、ノーブランドながらキャッチーなサボテン型をピック。笑いが取れるかどうかも大事なポイント。
すぐ無くしてしまうので、大きくて存在感のあるモノを
■(5O)ダッピーズのウォレット
レザーボディ全体にペイズリー柄の型押しが施されたロングウォレットは、友人がディレクションするブランドから。ちなみにキーホルダーもまた別の友人が手掛けるブランドだったりする。
サイフもやっぱり友達のブランドのモノだったりします
■マルマンのメモ帳とゼブラのボールペン
色んなことを忘れちゃうため、「ちゃんとメモ帳に書いときなさい」と言われて持ち歩いているのが、マルマンの「セプトクルール」のA6サイズ。ボールペンはゼブラの「サラサクリップ 0,5mm」を使用。
まめにメモを取っとかないと色んなことを忘れちゃうので
■カーハートWIPのトートバッグ
バッグは100個以上も所有。米原さんは、その日の格好や気分に合わせて必ず持ち替えているとのこと。とはいえ最近はカーハートWIPのト ートバッグが合わせやすくってヘビロテ中だそう。
カモフラ柄はどんな服にでも合うので、重宝しています!
■スワッガー×ポーターのデジカメポーチ
ポーターの名作シリーズ「タンカー」をベースに、スタッズと$モチーフの引き手でアレンジされたポーチは、愛用のコンデジに最適。デザインが気に入 っていて未だに使っているとのこと。
かなり前にリリースされたモノですが、いまだに愛用中
■常にモテたいと思っているからさ、モノ選びで大事なのは女子ウケだね
取材班が訪れたのは、原宿の神宮前にある米原さんの事務所。そこはキャップにスニーカー、オモチャなどモノで溢れた空間。だがしかし主役のバッグは、やけにコンパクト。果たして米原さんはどんな荷物を持っているのだろうか?
「カメラも持ち歩くけど、最近はスマホでばっかり写真を撮っているし、僕の撮る写真ってこの機材じゃないと撮れないってものではなく、逆に撮りたい気分や雰囲気に機材が合うかどうか。そうなると今は、スマホが圧倒的にマッチするんですよね」
歳を迎えてなお、キャップを被ったストリートスタイルがトレードマーク。しかもそのほとんどが友達のブランドのモノ。「知らない人が作っている服を着てもなぁってなると、やはりストリートブランドになりますね。〝自分に似合うものを買う”。服へのコダワリはそれ位かな」
常に歳前後がモノ創りのターゲットと語る米原さん。ゆえにその世代との感覚の乖離がないように意識しているとか。
「オジさんがこだわると、どんどん若者の感覚からズレていっちゃうし、こだわる男子はモテない。僕は常にモテたいと思っているので変に固執せず、このスマホケースのように実用性があって可愛いモノを選ぶことが多いかな。笑いも取りたいじゃない? 最終的にはゆるキャラになるのが目標だからさ(笑)」
●フォトグラファー&編集者_米原康正さん
1990年代からコギャル文化を創った『egg』や、おしゃれエロブームの火付け役『ちんかめ』など、数多くの雑誌・企画を生み出してきた伝説的編集者にして、写真家としての顔も持つ。
本記事の内容はGoodsPress7月号94-95ページに掲載されています
(取材・文/富永 トミー 修朗 写真/地藤悠)
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