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「TVer」の民放テレビ“リアルタイム配信”でiPadのテレビ化は完璧!?

&GP / 2022年4月23日 19時0分

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「TVer」の民放テレビ“リアルタイム配信”でiPadのテレビ化は完璧!?

【iPadで始めるAV環境最強化計画】

iPadでテレビ放送の視聴というテーマに、ついに決定版と呼ぶべき手段が登場しました。在京民放キー局5局は、民放公式のテレビ見逃し配信アプリとしてお馴染み「TVer」を通して、4月11日より“リアルタイム配信”を開始しました。

「TVer」で配信対象になるのは、昨年より先行実施していた日本テレビに加えて、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ。“リアルタイム配信”対応の番組は、18時台から23時台からのゴールデンタイム、プライムタイムの番組。

今回は「11インチiPad Pro(第3世代)」(2021年モデル)を使って、iPadによる「TVer」のテレビ体験を紹介していきます!

 

■画質・音質ともに文句なし

「TVer」で始まったテレビ放送の“リアルタイム配信”。アプリも大幅リニューアルが行われ“リアルタイム配信”機能が追加されています。ちなみに、“リアルタイム配信”は全国どこでも観ても在京キー局、つまり関東圏地方の番組を視聴できる点も実は画期的だったりします。

さっそくiPadで観てみましょう。

従来のTVerアプリもそうでしたが、視聴まではとても簡単。最初に興味のあるテーマや居住地(郵便番号)のアンケートに答えるだけで、会員登録なしで利用スタート。あとは画面下部にある“リアルタイム”タブに切り替えるだけで、いきなり民放番組が流れだします。簡単すぎてビックリ。

アプリを縦画面で利用すると、上部にリアルタイム放送、下に前後の簡単な番組表を表示するスタイル。横にすると全画面になります。

「TVer」で流れる番組はテレビ放送より30秒ほど遅れているようですが、画質はHD画質で十分キレイ。

▲拡大してもノイズの見えない高画質

なお、回線速度に応じて自動/高720p/中540p/低360pと画質は切り替わるようですが、低でもYouTube程度と考えると、問題ないですね。

▲画面サイズ以上に高音質な「11インチiPad Pro(第3世代)」のスピーカー

音質も、さすがプロの仕事であるテレビ放送、高音質です。「11インチiPad Pro(第3世代)」は4スピーカー内蔵で音の厚みはクリア。これ、近いサイズの小型テレビよりもよっぽど高音質ですね。

そして、テレビでは使うのが面倒なワイヤレスイヤホン等ももちろん使えます。

さらに「TVer」では一部番組で“追っかけ再生”も提供。これはTVerIDの登録が必要ですが、登録はメアド認証をするのみで利用は無料。現在“追っかけ再生”が提供されている番組は、主にドラマなど頭から視聴したくなる番組ですね。

▲放送中の番組のシークバーを動かせば頭から視聴できる

わざわざ語るほどでもないぐらい簡単な「TVer」のアプリですが、とにかく使用感がとてもいい。ポイントは、“リアルタイム”のタブにするとすぐライブ番組が流れて、縦画面だと下に番組表が出るところ。とりあえず番組を流しつつ、別の番組を探すって、番組表を使えるテレビっぽいんですよ。そして、番組表の中に“見逃し番組”もあればその視聴もできるので、録画対応テレビというイメージかも。

▲縦表示時の小さな番組表は個人的なお気に入りポイント

ただし、テレビ的に視聴していると細かな改善点もあります。一日中同時配信してよって根本的なツッコミもありますが、現在の仕様だと、スポーツ関連や海外報道など、一部権利の都合上放送が途切れる箇所があります。放送が途切れる所は音声だけ流すとか上手くカバーして欲しいかも。

▲放送の視聴中に権利の都合上途切れる場面も

あとは、番組によってリアルタイム配信はあるけど、見逃し番組配信はない番組もあったりするので、ここは統一してくれるとありがたいです。

*  *  *

とにかく手軽に使える「TVer」の“リアルタイム配信”。画質・音質の良さはもちろん、視聴操作のテレビっぽさが面白いと感じました。

今回は「11インチiPad Pro(第3世代)」をメインに使いましたが、スマホ・タブレット・PC等があれば簡単に視聴できるので、家中のデバイスを集めて複数のチャンネル同時に流すなんて贅沢な(?)遊びもできますよ!

>> 【iPadで始めるAV環境最強化計画】

 

<取材・文/折原一也

折原一也|1979年生まれ。PC系出版社の編集職を経て、オーディオ・ビジュアルライター/AV評論家として専門誌、Web、雑誌などで取材・執筆。国内、海外イベント取材によるトレンド解説はもちろん、実機取材による高画質・高音質の評価も行う。2009年によりオーディオビジュアルアワード「VGP」審査員/ライフスタイル分科会副座長

 

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