1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

ぽくないデザインが魅力!大人のバイク乗りにおすすめしたい最新冬用バイクウエア

&GP / 2023年1月26日 21時0分

写真

ぽくないデザインが魅力!大人のバイク乗りにおすすめしたい最新冬用バイクウエア

最近、バイクブームの盛り上がりもあって、高速道路のSAなどでバイクを見かける機会が増えています。そして今ドキのライダーを見ていて気がつくのは、多くのライダーがカッコいいバイク向けのライディングウエアを着ていること。

ライダーの着るものといえば革ジャンというイメージも強いですが、実際のところ冬はあまり暖かくないんですよね…。最近のライディングウエアは、デザインがオシャレになっているだけでなく、防寒性能もアップしているので、冬こそ専用ウエアを着るべし。プロテクション機能も充実しているので、万が一の際の安心感も段違いです。

 

■シンプル&スリムが魅力のオランダ生まれの“REV’IT”

大人のライダーでも着られるデザインのライディングウエアとして注目されているブランドが、オランダ生まれのREV’IT(レブイット)。日本では、パーツ販売のほか、近年はベネリブランドのバイク販売も手掛けているプロトが取り扱っています。

スリムなデザインで落ち着いたカラーリングが多く、ロゴも控えめでシンプルなルックス。大人のライダーでも着やすく、ツーリングの途中でお店などに立ち寄る際にも入りやすいデザインです。

▲「トラフィック H2O」

今回試しに着てみたのは、冬用のウエアとして最も防寒性能の高い「トラフィック H2O」(3万800円)というモデル。フード付きのソフトシェルジャケットで、見た目はアウトドアウエアに近く、ライディングジャケットっぽいゴツさはありません。

ソフトシェル生地は撥水性・伸縮性・着心地に優れ、動きやすく蒸れにくい特性。ソフトシェルでは防ぎきれない雨・風は、防水透湿の“HYDRATEX Z-LINER”生地を中間層に入れることで遮断しています。Z-LINERタイプはHYDRATEX生地を補強生地で貼り合わせた3層構造のため、破れと摩耗に強く防水性も強化。中綿も厚く、その割に動きやすいので、冬用のライディングジャケットとしてはとても優秀です。

ライディングジャケットに欠かせないプロテクターは、肩と肘に標準装備。薄型軽量のSEESMARTタイプで、膨らみを抑えスリムなシルエットとしています。背中部分にはバックプロテクターを装着できるポケットを装備しており、別売のプロテクターを入れればさらに安心感が増します。

寒い日を選んで実際に着用してバイクに乗ってみましたが、昔のライディングウェアしか知らないと驚くほど暖かい! フロントが2重ジップになっていたり、袖口をしっかり絞ることができたりして、隙間から走行風が入ってしまうこともありません。ライディング向けでないジャケットだと、意外と風が入ってきてしまうことがあるのですが、さすが専用ウエアです。

腰回りのフィット感も高く、ジャケットをベルトに接続できる「ジーンズループ」を採用しているので、パンツとのフィット感をさらに高められます。そして、バイクから降りて歩いていても透湿性が高くて蒸れないのもポイント。ストレッチ性もあって動きやすいので、普段にも着たくなる完成度でした。3万800円という価格がお買い得に感じます。

REV’ITには、ほかにも冬の寒さに対応したウェアがあるので、シンプルなデザインのものをいくつか紹介しておきます。

▲「アフターバーン H2O」

「アフターバーン H2O」(3万5200円)も3層構造ソフトシェルを採用。アーバンスポーツジャケットと位置づけられているように、都会に似合うデザインです。

裏地には独自の防水透湿素材のHYDRATEXを採用。こちらは防寒インナーが取り外し可能となっているので、春先や秋など幅広い季節に対応してくれます。プロテクターは肩・肘が標準装備で、バックプロテクターは別売となるところは共通です。

▲「シェイド H2O」

「シェイド H2O」(2万5300円)は600デニールの高密度ポリエステルを採用したシンプルデザインのライディングジャケット。摩耗と破れに強く防風性も持ち合わせた高機能生地を採用しています。裏地には同じく防水透湿素材のHYDRATEXコーティングを施工。肩・肘のプロテクターが薄型軽量SEESMARTである点も共通で、肩周りなどの膨らみが少なくスリムなシルエットです。バックプロテクターは別売となります。

こちらも中綿インナーが着脱可能なので、春・秋でも使用可能。ライディングウエアに欠かせない要素を全て盛り込みながら、価格は2万5300円。コスパの高さも魅力です。

>> プロト「REV’IT」

 

■軽くて暖かいNANGAのダウンジャケットも

アウトドアファンなら見逃せないのが、デイトナが手掛ける「NANGA オーロラダウンジャケット」(4万6200円)。NANGA独自の防水透湿素材“オーロラテックス”を採用したNANGAのフラッグシップモデル「AURORA Down Jacket」をライダー向けにアレンジしたデイトナ向けの特別モデルです。

耐水圧は20000mm、透湿性は6000g/m²/24hrsと、高い防水透湿機能はライダーにとってはかなり魅力的。全て止水ジップとなっている点も、高速道路を走行中に雨に降られたことを考えると安心感が高いですね。

ライダー向けのアレンジとしては、走行風の侵入を防ぐためフラップを延長していることと、左右ポケットをグローブをしたままでも開閉しやすいようにシングルジップとしていること。そして、セパレートタイプの胸部プロテクターを収納できるように胸ポケットを左右に装備していることです。

着用してバイクに乗ってみた第一印象は、非常に軽くて動きやすいということ。そして寒波が来ている時期や寒い夜間にも走行してみましたが、ジャケットで覆われている部分はポカポカと暖かいままでした。防寒性能はかなり高く、その割に透湿性も高いので蒸れずに動き回ることもできます。

残念ながら肩・肘・背中などのプロテクターは装着できませんが(胸部プロテクターも別売)、夏場に着ているプロテクター付きのメッシュジャケットをインナーとして着込んでも動きづらさや窮屈さは感じませんでした。少し大きめのシルエットとなっていること、ラグランスリーブとなっていることが効いているようです。その割にはスリムに見えるシルエットも、筆者のような中年ライダーにとってはメリットといえるでしょう。

着ているのを忘れるくらい軽くて動きやすいのに、寒さを感じないくらいの保温性。ライダーにとっては非常に魅力的なジャケットです。特にライダーっぽく見えるウエアは苦手という人には絶好のウィンタージャケットではないでしょうか。それなりに高価ですが、それだけの価値はあると感じました。

>> デイトナ「NANGA オーロラダウンジャケット」

 

<取材・文/増谷茂樹

増谷茂樹|編集プロダクションやモノ系雑誌の編集部などを経て、フリーランスのライターに。クルマ、バイク、自転車など、タイヤの付いている乗り物が好物。専門的な情報をできるだけ分かりやすく書くことを信条に、さまざまな雑誌やWebメディアに寄稿している。

 

 

【関連記事】

◆キャンプツーリングにちょうどいい250cc以下のバイク5選
◆バイクライフがより楽しくなる!快適・感動ギア7選【返り咲き!シン・バイクライフ】
◆中古バイクが価格高騰中!だけど30万円以下で狙えるおすすめモデル6選

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください