お土産にも最適!人気・実力を兼ね備えたイギリス・ロンドンのチョコレート店「ロココ・チョコレーツ」
GOTRIP! / 2017年2月11日 5時30分
甘いものが大好きなイギリス人。食事に行けばデザートは欠かせないし、スーパーのお菓子売り場は驚くほど広いし、街中を歩いていればあちこちにスイーツショップを見かけます。
今回はそんなイギリスの首都 ロンドンの中心部 チェルシー地区のキングスロード沿いに1983年にオープンしたチョコレートショップ「ロココ・チョコレーツ」をご紹介します。
「ロココ・チョコレーツ」がオープンした1980年代当時のロンドンは、昔ながらの商業的なチョコレートショップが多い状況でした。
そんな状況に異論を唱える形で、創業者シャンタル・コーディー(Chantal Coady)によって立ち上げられたこちらのお店は、これまでのチョコレートショップとは一線を画すお店で、こじんまりとしていながらも明るく華やか。
足を踏み入れた途端に、異空間に来たかのような錯覚を覚える、不思議な雰囲気を持っています。
こちらのお店、創業当時からの常連さんも多く通うショップで、作家のジョアン・ハリスもそのうちの一人。
ジョニー・デップとジュリエット・ビノシュを主演に迎え映画化された彼女の小説「ショコラ(Chocolate)」は、このお店の創業者シャンタル・コーディーをモデルに書かれたという噂もあるのだとか。
店舗に入ってまず目に入るのは、ずらりと並べられたチョコレートバー。カラフルなデザインと美味しそうなフレーバーの洪水に、あれこれ目移りしてしまいます。
様々なフレーバーが揃うアルティザン・バー(Artisan Bar)と、そのミニサイズのビー・バー(Bee Bar)をはじめ、お砂糖控えめタイプのチョコレートや、オーガニックダークチョコレートのシリーズなども取り揃えられています。
種類がありすぎて悩ましい!という方には、お勧めのフレーバーがセットになったライブラリーコレクションがお勧め。3個、8個、15個、25個と4種類のセットがあるので、ちょっとしたギフトやお土産にも最適です。
また、英国を代表する児童文学作家ロアルド・ダールの生誕100周年を記念して、彼の作品にインスパイアされたチョコレートも販売されています。パッケージにはロアルド・ダールの書籍でおなじみのクエンティン・ブレイクの挿絵が描かれ、子供の頃に感じたワクワク感を思い出させてくれます。
それぞれのチョコレートは、テーマとなるお話からインスパイアされて作られています。例えば「おばけ桃の冒険」というお話をテーマにしたチョコレートは、フルーティなピーチ味。
また「すばらしき父さん狐」をテーマにしたチョコレートは、父さん狐の大好物リンゴ酒に擬えてリンゴ味。パッケージに描かれたイラストだけでなく、実際のフレーバーもお話からヒントを得ています。
ちょっと変わったチョコレートをお探しなら、可愛らしい猫ちゃんをかたどったチョコレートなんかもあります。
他にもちょっとリアルなお魚の形や、ワニ、牛など、様々な動物の形のチョコレートも販売されており、そのどれも食べてしまうのがもったいないほど、アーティスティック。
ユニオンジャック柄のギフトボックスも、どこかシックな印象。中には12個のガナッシュが入っています。
特別なギフトなら、ハート型のギフトボックスに商品を詰め合わせてもいいかもしれません。
もちろん、バラ売りのガナッシュも豊富に取り揃えられています。
オレンジピールにチョコレートをかけたオレンジ・スティックや、コニャックに漬け込んだサクランボをチョコレートでコーティングしたコニャック・チェリーなどフルーツを主体としたチョコレートに加え、定番のミルクチョコレートやキャラメルチョコレート、ローズやスミレ、ゼラニウムなどのお花のフレーバーが上品なチョコレートなどがウィンドウにぎっしりと並んでいます。
店内のチョコレートのほとんどは試食が可能なので、本当に気に入ったチョコレートだけを購入することが出来ます。
中でもバジル&パリジャン・ライムは、このお店の定番人気商品。
「ワインのような複雑さ」が特徴というこのチョコレートは、口に含んだ瞬間に広がるバジルの爽やかで青臭い風味と、ライムの酸っぱい後味が癖になります。
そして大人気のモロッカン・ミントは、カカオ65%のダークチョコレートにペパーミントオイルをプラス。いつまでも鼻から抜けるすかっとするようなミント味が心地良いチョコレートです。
さらにローズとバイオレットは、それぞれカカオ65%のダークチョコレートとエッセンシャルオイルが配合されており、ふんわりとしたお花の香りがいつまでも残る、とても上品で繊細なチョコレート。
パッケージの絵柄は、創設者のシャンタル・コーディー自らが水彩絵の具で描いたものなのだそう。どれも甘すぎず、どちらかと言うと苦味が引き立っているため、甘いものが苦手な方にもお勧めです。
コンサバティブで商業的なチョコレート業界への反抗心から生まれたお店「ロココ・チョコレーツ」。
パンクロックの中心地であったキングスロードにお店を構えたのも、どこか通じるものがあったのかもしれません。
創業から30年以上を経た今でも、そのスピリットは消えておらず、遊び心のあるチョコレートが棚いっぱいに並べられています。現在はこの1号店に加え、ベルグラビア、チェスター、マリーレボーン、セブン・ダイアルズ、コヴェントガーデンにも路面店を構えています。
お土産に困ったら立ち寄りたい、こだわりのチョコレートショップです。
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
お店 ロココ・チョコレート(Rococo Chocolates)
住所 321 Kings Road, London, SW3 5EP
電話番号 020 7352 5857
営業時間 月〜土 10am – 6:30pm
日 11am – 6pm
公式HP https://www.rococochocolates.com
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