【世界の街角】ドイツの黒い森、万国旗がたなびく可愛い木組みの町「ハスラッハ」
GOTRIP! / 2017年8月11日 11時30分
ドイツ南西部に広がる黒い森。ここには、まだ日本ではほとんど知られていない可愛らしい小さな町がいくつもあります。
今回ご紹介するハスラッハも、そんな町のひとつ。日本でならともかく、ドイツ人でさえ「それはどこ?」と首をかしげてしまうような、まさに知る人ぞ知る秘境ともいえる町なのです。
そんなハスラッハが位置するのは黒い森のほぼ中心。高級温泉保養地として有名なバーデン・バーデンから電車で南へ電車で50分ほど走った場所にあります。
ハスラッハは黒い森の中でも特に古い歴史を持つ町。ローマ時代には既にこの地に人々が住み始めていました。13世紀には近くの山から採れる銀の主要な取引地として栄えます。
17世紀にかけて町は交易で更に発展しました。マルクト広場やマルクト通りは、現在に至るまで完全な形で当時のまま残されています。
町でまず目に飛び込んでくるのは、まるで天井のように頭上に張り巡らされたカラフルな万国旗です。筆者が訪れた日はあいにくの曇り空でしたが、色とりどりの国旗の旗はそんな中でも晴れの日と変わらない元気な印象を町に与えています。
国旗にばかり目が行ってしまいがちですが、ハスラッハの魅力は何と言ってもその可愛らしい木組みの家々。この町は「木組みの家街道」に属しており、通りを歩けば頭上の国旗に負けないほどカラフルな木組みの家が次々と現れます。
市庁舎の壁に描かれているのは、周辺の地域に古くからある伝統衣装。形や色使いがどれも特徴的ですね。ハスラッハには黒い森の伝統衣装を集めた博物館もあり、貴重なコレクションを間近で見ることが出来ます。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
大通りから細い路地に入ってみると、そこにもまた可愛らしい木組みの家が。こんなに可愛い家に出会えるのだから、仮に道に迷ったとしても何だか嬉しくなってしまいそうです。
こんな可愛らしい小道が、ハスラッハの町にはいくつもあります。
立派な教会の塔の上には、なんとコウノトリが巣をつくっています。時折町の上を旋回しながらコウノトリが飛んでいる様子は、まるでこの町を彼らが見守っているかの様です。
木組みの家々が可愛らしい街並みを作り出しているハスラッハ。黒い森の奥に潜んでいる知る人ぞ知る町へ、足を運んでみてはいかがでしょうか?
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「幸せ運ぶ」コウノトリ、猛スピードの新幹線にも動じず…兵庫・明石市に飛来、架線柱で羽を休める
読売新聞 / 2025年1月11日 9時54分
-
関空でも神戸でもない…“ナゾの関西第3の空港の駅”「伊丹」には何がある?
文春オンライン / 2025年1月6日 6時10分
-
鬼頭明里、井口裕香、逢田梨香子らの色気とかわいさが溢れ出す!水着姿にランジェリー、アオザイ姿まで…【2024年女性声優写真集まとめ】
アニメ!アニメ! / 2025年1月4日 18時0分
-
虎ノ門ヒルズ「トラのもん」12月で展開終了 10年活躍にX惜別...等身大オブジェの行方は?森ビルに聞いた
J-CASTニュース / 2024年12月31日 10時0分
-
細部までじっくり見たくなる…えなこ、甲冑イメージのコスプレ姿が「ものすごく精巧できらびやか」
エンタメNEXT / 2024年12月14日 5時55分
ランキング
-
140歳から運動不足解消は何から始めたら良いの?
JIJICO / 2018年3月30日 7時30分
-
2迷惑行為に「強制措置」発動!? 広島の道の駅で「夜間消灯」が開始 騒音に危険行為…開業1年半で「怖い」「うるさい」住民の苦情殺到! カメラ映像は警察に提供へ
くるまのニュース / 2025年1月11日 14時10分
-
3「4種類のマグロ」、どれが“値段が高い”か分かりますか?プロに聞く「マグロ」の見分け方
日刊SPA! / 2025年1月11日 15時54分
-
4雪が降ったら「ワイパーを立ててはいけない」ってマジ!? 冬の“常識”雪国では「非常識」だった?
くるまのニュース / 2025年1月11日 12時10分
-
5【無印良品】2024年に人気だった「菓子」ランキング! 2位「不揃い 発酵バターバウム」、1位は?
オールアバウト / 2025年1月11日 18時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください