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髪悩みを解消し理想の髪型に!今どきのウィッグの世界

ハルメク365 / 2024年4月5日 17時0分

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ヘアスタイルはおしゃれの決め手、見た目年齢に大きく影響しますよね。白髪や薄毛など、加齢による髪の悩みでスタイリングに苦労するようになったら、ウィッグという選択も。 ひと昔前とは驚くほど違う、手軽でスタイリッシュなウィッグの最新事情をご紹介!

今どきのウィッグはおしゃれアイテム  

薄毛や白髪などの髪の悩みがあると、急に老け込んで見えてしまうし、好きなファッションやメイクが似合わなくなることも多いですよね。気が付けばペシャンコになっている髪に憂うつになったり、白髪染めやボリュームを出すためのスタイリングに時間が掛かって負担を感じる……。そんなタイミングで、思いきってウィッグにするという人が増えています。

若いときからファッションとしてエクステやウィッグを楽しむ人が多くなり、「かつら」と呼ばれていた時代のような特別なイメージが減ってきている昨今。友達と連れ立って、ウィッグのサロンを覗きに来る人も多いと聞きます。

実際、今のウィッグはどのくらい手軽でおしゃれなのでしょう。ハルメク世代が抱える髪の悩みに寄り添い、女性用ウィッグを開発して34年の株式会社アデランスに教えてもらいました。

教えてくださったのはウィッグアドバイザー:川本眞利子さん

今回、取材にご対応くださったのは、アデランスの教育担当兼ウィッグアドバイザーの川本眞利子(かわもと・まりこ)さん。ファッションウィッグブランド「フォンテーヌ」の販売を7年経験後、現在はウィッグアドバイザーの教育担当として後進の指導にあたっています。髪のコンプレックスをカバーしつつ、本来の魅力を引き出すスタイルの提案を心掛け、お客様から「人生が好転した」と喜びの声を多数もらってきたといいます。

ウィッグアドバイザーの川本さん

ハルメク世代、ウィッグのトレンドは?

ひとくちにウィッグといっても、スタイルやカラーといった種類だけでなく、髪の一部なのか全体をカバーするのかというサイズ、既製品かオーダーメイド品かという製法の違いなど、バラエティに富んでいます。また、毛材も人毛や数種類の合成繊維があり、手入れのしやすさや仕上がりの自然さなど、その特長をふまえて好みで選ぶことができるのだそう。

多彩なウィッグ 提供:株式会社アデランス

「アデランスでは既製品だけでも、10種類のブランドがあり、それぞれトップピース、ハーフ、フルと3サイズを展開しています。コンプレックスを隠すだけだった時代と違って、今やウィッグはファッションアイテムの一つ。ウィッグ専用のクローゼットがあって、シーンに合わせてつけ替えている方もいますよ」と川本さん。

ウィッグを使えば、上の写真のようなツヤ感を生かしたボブやふんわりトップなど、年齢による髪の変化で諦めていたスタイルにも簡単になれます。トレンドはというと、ナチュラルな仕上がりが支持されているそうです。

薄毛やくせ毛、グレイヘアへの移行にも重宝

ではみなさん、どんなお悩みがあってサロンを訪れるのでしょう。川本さんによると、一番多いのは頭頂部が気になるなどの薄毛だそうですが、くせ毛の矯正が面倒になったり、毛量が多すぎて好みのヘアスタイルに仕上がらないなどの理由でウィッグを選ぶ人も少なくないといいます。

「特に最近になって増えているのが、グレイヘアの移行期にウィッグを利用する方です」。元美容師でもある川本さんによると、毛染めをやめてから、理想のグレイヘアになるまでに約3年ほどもかかるので、その期間をウィッグで過ごせば快適、というわけです。

ウィッグで過ごせば、中途半端に白髪が混ざった髪を見せなくていいから、グレイヘアになるまでの毛染めはスパッとお休みできます。下の写真のように理想のスタイルのウィッグをつけてしまえば、ウィッグの下で自然に白髪が増えるのを待つだけだからストレスフリーだと人気なのだそうです。

取りつけ方やお手入れが簡単って本当?

今どきのウィッグは自然な仕上がりでスタイリッシュ、ということがわかったところで、気になるのは日常のスタイリングやケア。不器用でも上手に取りつけられるのでしょうか?

「基本は地毛をまとめてネットに入れてピンで留めてから、ウィッグを取りつけます。髪が短い方などはウィッグから出ないようにピンで留めるだけで、ネットが必要ないことも。その後はストッパーで地毛を挟んで留めたら完成。慣れてくると、鏡も見ないで取りつけられる方も多いですよ」(川本さん)

所要時間はフルウィッグでも2〜3分程度とのこと。トップピースなどの部分ウィッグなら、軽く押すだけでフィットする「スマートタッチ」機能で、数秒で仕上がるタイプもあります。どのタイプも着脱が簡単なだけでなく、髪を傷めず、通気性が良い設計になっているのも安心です。

ウィッグをつけるのは実は簡単

では、ウィッグのお手入れはどうすればよいのでしょう。こちらも簡単、基本は自分の髪と変わらないケアのみ。

ウィッグのお手入れ

シャンプーとトリートメントをしたら、ドライヤーをかけてブラッシングをするだけとのこと。毎日、ウィッグをつけている場合でも、2~3日に1回の頻度で十分だそうです。

つけっぱなしタイプなら、旅行でも気付かれない

ウィッグ使用に関してはオープンになってきたとはいえ、その仕上がりが自然なだけに、どうしても自髪のように過ごしたいという人もいますよね。内緒にはしなくても、ウィッグを外した姿を誰かに見られることに抵抗がある人だっているでしょう。

「アデランスには『ヘアシステム』という、24時間365日つけっぱなしにできる取りつけ方法もあります。自分の髪のようにシャワーで洗ったり、ドライヤーやアイロンを使ったりできるので、お友達との温泉旅行でもウィッグを外す必要はありません。ジムやヨガなどの運動も問題ありませんよ」(川本さん)

ショートからロングまでどんなヘアスタイルにも対応できるというヘアシステム。数日間だけ切り替えることもできるそうで、普段はスマートタッチ、旅行のときだけヘアシステムという便利な利用方法もできるというから、うれしいですね。

予算に合わせて選べる、幅のある価格設定

アデランスのウィッグには大きく分けて、レディメイド(既製品)と、オーダーメイド(特注品)があります。気になる値段はレディメイドが3万6300円(税込)〜、オーダーメイドが18万7000円(税込)〜と幅があるので、予算に合わせて選ぶことができます。

「オーダーメイドのお試し体験は予約が必要ですが、気軽にご相談に来てもらえればと思っています。アデランスでは毛髪診断士による無料カウンセリングも行っているので、さまざまな髪のお悩みにアドバイスできます」(川本さん)

カウンセリングに訪れる方のお悩みは、抜け毛が増えた、髪が細くなった、分け目が目立つようになったなど、いろいろなのだそう。髪の状態によってはウィッグではなく、育毛ケアを提案してくれることもあるといいます。

「ヘアスタイルに自信がなくなり、行動範囲が狭くなってしまったという方もよくいらっしゃいます。ウィッグをつけることで前向きになり、結婚が決まったり、転職がうまくいったという報告をしてくださることもありますよ」(川本さん)

ちょっとした髪の変化でも気分が重くなって、外出や人と会うことが億劫になることもあるけれど、一方でこの程度で相談してよいのか、迷うことも。でも今はウィッグが手軽におしゃれに進化した時代、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょう。

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