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フォションピンクにときめく。初夏はチャーミングで美食に満ちた〈フォションホテル京都〉へ!

Hanako.tokyo / 2021年5月11日 12時30分

フォションピンクにときめく。初夏はチャーミングで美食に満ちた〈フォションホテル京都〉へ!

3月16日にオープンして以来、早くも話題を集める〈フォションホテル京都〉。そこは“パリmeets京都”の精神が溢れる空間でした。スイートな楽しさ満載のホテル滞在をご紹介します!

1階エントランスで出迎える、きらびやかなゴールドと大理石の大階段。天井のステンドグラスや壁の装飾には、咲き誇る桜が一面に。

今年3月、ついに誕生した〈フォションホテル京都〉。パリに本店を構える美食ブランド〈フォション〉が、2018年にオープンさせた〈フォションホテルパリ〉に続き、世界で2番目となるホテルです。コンセプトはズバリ「FAUCHON meets Kyoto, feel Paris」!
パリと京都の文化を融合させた、フォションらしい世界観がたっぷりと詰まっています。

最上階のレセプション。インテリアデザインは〈フォーシーズンズホテル東京大手町〉など国内外のラグジュアリーホテルやレストランを多数手がける〈DESIGN STUDIO SPIN〉が担当。

ホテルに足を踏み入れると、ブランドカラーであるフォションピンク、ホワイト、ブラック、ゴールドが散りばめられた空間に、思わずテンションが上がります。まずエントランスの煌びやかな大理石の大階段に目を奪われ、最上階である10階のレセプションへと進むと、そこは一面フォションピンクの世界。京都の伝統織物、西陣織で仕立てたピンクの張り地のソファーに座り、ウェルカムスイーツのマカロンとフォションティーをいただきながらチェックイン。この最初の“おもてなし”で、一気にフォションワールドへ…!

ちなみに、ホテルが掲げるコンセプトが「GRAM」。「G」はグルメ=美食、「L」は豊かなロケーション、「A」はオーダーメイドのアートワーク、そして最後の「M」はMesdames=女性たち。 “洗練された女性が心から癒される空間”を目指し、食事からスイーツ、調度品、肌に触れるタオルやリネン、バスアメニティの一つ一つが考えられていると聞けば、なるほど、女子の心に刺さるはずです。

チェックイン時はフォションの紅茶とパリ直送のマカロンを。この日のお茶は人気のアップルティーでした。

レセプション中央のテーブルに置かれたマカロンのディスプレイ。

チャームとウィットに満ちた“フォションホスピタリティ”に脱帽!

45㎡のデラックスルーム。全客室にパリ店と同じくシャンパンピンクに輝くグルメバー(写真右)が鎮座。

客室は59室。全室35㎡以上の広さを確保し、ラグやクッション、家具類にもフォションピンクなどのアイコンカラーが効果的に使われています。着物デザイナー・斎藤上太郎氏が手掛けた西陣織のベッドボードや、竹の意匠を施した照明などは、京都の伝統や文化をさりげなく感じさせます。
ベッドは〈Silly〉社製のマットレス、タオルは〈今治タオル〉、香りのよいリッチなテクスチャーのオリジナルバスアメニティ…と、ディティールも上質なもの。
そして、フォションホスピタリティを象徴する存在が、シャンパンピンクに輝く「グルメバー」。クローゼットの中にはフォションオリジナルのスイーツがセットされていて、自由に好きなだけ楽しめます。食べきれなかったらオリジナルロゴ入りショッパーに入れてお土産に!

こちらはスイートルーム(56㎡)のリビングルーム。ピカピカにピアノ塗装された「グルメバー」が神々しいです。

「グルメバー」のスイーツはトリュフチョコレートやクッキー、サブレ、ブリオッシュ、塩キャラメルなど。オリジナルのシャンパン(有料)もあるのでシャンパン&スイーツなんて楽しみ方も。(※アルコールや冷蔵庫内ドリンクなどは一部有料です)

グルメバーに収納されたカトラリーはレストランと同じく英国のメーカー〈Robert Welch(ロバート・ウェルチ)〉のシリーズ。ワインオープナーももちろんピンク!

トキめくポイント満載。客室のアメニティを徹底紹介!

ソープディッシュはフォションのシグネチャースイーツ「Bisous bisous(ビズ・ビズ)」型!

さて、このホテルの大きな“チャーム”となっているのが、ゲストルームに潜ませた楽しい仕掛けの数々。アメニティや備品の一つ一つがウィットに富んでいて、とにかく楽しいのです。まずは、ビューティー感度高めなバスルームのアイテムたちをご紹介。

ハーブや柑橘が香るヘアケア、ボディケア類。

フォションのロゴ刺繍入りタオルはすべて肌触りのいい〈今治タオル〉製。これもフランスと日本の文化の融合ですね。

〈ダイソン〉のヘアドライヤーと〈simplehuman〉のセンサーミラーを標準装備。カラーはもちろんピンク!

バツグンに着心地よかった、パリ店とお揃いのふわっふわ&軽〜い素材のバスローブ。鎧のごとく分厚く重いタオル地より、女子はこのタイプが嬉しいんですよね。

それにしても、「瞳」や「クチビル」など、ブランドのアイコンをこんなにも楽しく散りばめたホテルがあったでしょうか。ロゴを織り込んだベッドのデュべカバーや、ドアノブにかけるサインプレートの粋なメッセージなどは、意外にも京都オリジナルの演出なのだとか。この自由度の高さもまた、フォションの懐の深さなのかも。カッコいいです。

お馴染みのドアプレートもこのウィット。ショップバッグを模した形で、「DO NOT DISTURB」は「夢の途中です」、「お掃除してください」は「京都を満喫中」!

ターンダウンサービスのベッドメイキング後に置かれていたカードにはキスマーク。

マスクケースもピンク&クチビル!

ラグジュアリーなティーサロンで、最高にロマンチックなティータイムを。

ゴールドを基調にしたティーサロン。店内には日本茶を淹れるコーナーも。営11:00〜20:00。

大理石の堂々たる大階段を昇ると、目の前に広がるのはティーサロン〈Salon de Thé Fauchon〉。京格子をモチーフにした意匠や和紙素材に、ゴールドやブラック、ピンクを合わせた雅でエレガントな空間です。ティーポットにフランスでも人気の高い南部鉄器の鉄瓶を使い、リモージュ磁器の名窯〈J.L Coquet(ジャン・ルイ・コケ)〉の純白のカップ&ソーサー、そしてポルトガルのメーカー〈Cutipol(クチポール)〉のホワイト&ゴールドのカトラリーを合わせるあたり、さすがフォションの美学! パリでも好評のアフタヌーンティーはもちろんですが、シグネチャースイーツの「Bisous bisous(ビズ・ビズ)」や京都限定のブレンドティーなど、アイコン的メニューを味わうのもオススメですよ。チェックインしてひと息ついたら、大人の女性の社交場“サロン”でぜひお茶を。

フォションホテル京都店開業記念ブレンド「UNE NUIT À KYOTO(ワンナイト・イン・キョウト)」1320円、つやつやリップが悩ましい「Bisou bisou(ビズ・ビズ)」1345円(ともに税サ込)。エアリー食感&瑞々しいフランボワーズ味。ちなみに写真奥の砂時計もフォションのオリジナル。

アフタヌーンティーの例(写真は2名分)。お好みの紅茶とご一緒に。11:00〜17:00。5000円(税サ込)。人気のため事前に予約を。

朝食からディナーまで、フォションの美食を満喫するレストラン。

幾千のガラスを配した天井の装飾が鴨川のせせらぎを思わせる。窓からは鴨川と東山を一望。

そしてフォションの“美食の舞台”となるのが最上階に位置する〈Restaurant Grand Café Fauchon〉。朝食からランチ、ディナーまで担うオールデイダイニングです。食材の多くを地元から仕入れ、パリのレシピを京都の素材で表現するのが店の醍醐味であり、エグゼクティブシェフ・枡直人氏の腕の見せどころ。オーセンティックな伝統技術を軸に、パリの最新ガストロノミーのエッセンスを加えたフォションならではのフレンチの形。オリジナルのシャンパンや地方別にセレクトされたフランス産ワインを合わせるのがまた、楽しい…!

真っ白な大理石張りのキッチンはシェフのステージのよう。左は枡直人エグゼクティブシェフ、この日は〈フォション ジャパン〉総料理長、セドリック・マトン氏の姿も(中央)。

京都の夜景を眺めながら、フォションオリジナルのロゼシャンパンとアミューズでディナーがスタート。

フォションのシグネチャーの一つ、前菜の「鴨 フォアグラ ピスタチオのパテ・アン・クルート」。リッチでいて軽やかな食べ心地のパテ。〈マイユ〉のマスタードをアクセントに。これは白ワインが進む!

魚料理の「ズワイ蟹のクロケット ペルノ酒風味のブイヤベースと共に」。

肉料理の「京のもち豚のコンフィ イタリア産白いんげん添え」。もち豚と白いんげんの、“ふっくら”食感の二重奏。

最後はエクレールショコラやミニ「ビズ・ビズ」、ブランマンジェなど、フォション自慢のデザートセレクション。一皿に美しく盛り付けてくださいます。

「フォションブレックファスト」4950円より。京都クローバー牧場のミルクは、低温殺菌・ノンホモ製法らしいミルキーでサラサラとした飲み口。シェフが惚れ込んだ北海道直送のバターも美味。

朝の鴨川を眺めながらの朝食は、京都の地元食材がよりシンプルに味わえるメニュー構成。〈京都クローバー牧場〉の「特別牛乳」やフレッシュヨーグルト、京都大原の平飼い卵や季節の京野菜のほか、クロワッサンなどのヴィエノワズリー、フォション特製ジャム、フランスの熟成士が手がけるチーズなど、京都とフォションの個性が絶妙にミックス! 平飼い卵はシェフおすすめのサニーサイドアップでお願いしたら、見事なとろ〜り半熟に。濃厚かつ雑味のない黄身のおいしさ、堪能しました。

毎朝焼き上げるクロワッサンなどのヴィエノワズリーは、オリジナルジャムとともに。これぞパリの朝。

なんとラブリーな“おめざ”。朝食のラストはピンクのケースに入ったマカロン。

ブティックはここでしか買えないアイテム揃い!

天井高のあるブティックの店内。マカロンがデザインされたカウンターの壁面がキュート。宿泊ゲスト以外も気軽に立ち寄れます。

1階にあるのはフォションの美食の精神が詰まった〈Pâtisserie&Boutique Fauchon(ペストリー&ブティック フォション)〉。「Bisous bisous(ビズ・ビズ)」やエクレールショコラなどのアイコニックなスイーツやペストリー類がキラキラとショーケースに並び、まるで宝石箱のよう…! パリ直輸入のマカロンや焼き菓子、オリジナルのシャンパンなど、国内ではここでしか手に入らないものも多数。緑茶をベースに、ローズやレモングラスが香る京都店限定ブレンドティー「UNE NUIT À KYOTO(ワンナイト・イン・キョウト)」も、優美で爽やかな飲み心地です。フォションの味を旅の思い出にいかが?

左より、「ワンナイト・イン・キョウト」2,592円、フォションのオリジナルシャンパン(750ml)、ロゼ9130円、ブリュット8800円(全て税込)。購入できるのは日本でここだけ。

ナス&リコッタチーズとハニー&バターナッツのスプレッド、塩キャラメル、キャラメル味のビスケットもこの店でしか入手できないアイテム。これはギフトにも喜ばれそう。

世界初のフォションブランドのSPAが誕生!

ブラック×ピンクのエントランスエリア。日本初上陸の〈KOS PARIS〉のプロダクトも購入可能。

ブランドとして世界初出店となる待望のスパ「Le Spa Fauchon/ル スパ フォション」。SPAラバーにとって興味津々のプロダクトは、日本初上陸となるフランス発のプレミアムコスメブランド〈KOS PARIS〉。京都店のために調合したオリジナルオイルを使用し、国内外のラグジュアリーホテルでスパを手がける〈クレドインターナショナル〉がトリートメントを担当。全3室とミニマムながらプロダクトもトリートメントもしっかりと高水準。
ちなみに、ここ最近のラグジュアリーホテル系のスパは白木を基調としたナチュラル&クリーンな内装が多い印象ですが、こちらはピンク&ブラックで統一しているのがとっても新鮮。このリュクスで艶っぽい雰囲気、ワクワクしますよ。

スパルームの足元はなんとフォションピンクに染めた琉球畳。サンダルウッドやベンゾインを調合した〈KOS PARIS〉の特製オイルは、甘くほのかにエキゾチックで、心身が解きほぐされるような香り…!

スパルームは全3室。浴室付き個室はバスタブまでもピンク。 メニューは「FAUCHON× KOS PARISシグネチャートリートメント」60分1万7000円(税サ別)など。予約制。

“パリmeets京都”の愛すべきホテルとして、まだまだ進化中。

清掃中のお部屋のドアに掛けられていたサイン。隅々まで、ニクい!

今後はラウンジのバーでフォションの紅茶やリキュールを使ったカクテルが登場するなど、美食ホテルとしてますますブラッシュアップしていく模様。天井の低さやガラス窓の仕様など、リノベーション物件ゆえのウィークポイントを感じる瞬間はいくつかあるけれど、このホテルにはそれを凌駕するチャーミングな “仕掛け”が散りばめられています。
鴨川や東山を眺めながら、パリの空気に浸る1泊2日。フォションピンクに満たされた空間を、五感で楽しんでみてください!

〈FAUCHON L'Hôtel KYOTO/フォションホテル京都〉

客室数:59室
室料:74,700円〜(税・サービス料込)
IN&OUT: IN15:00 OUT12:00
京都府京都市下京区河原町通松原下ル難波町406
電話番号:075・751・7711
アクセス:京阪本線「清水五条駅」より徒歩約6分

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