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バスク代表U―14に初の日本人が選出 スペインでプレーする丹羽大心 父は元日本代表DF丹羽大輝

スポーツ報知 / 2025年1月10日 19時35分

バスク代表U―14に日本人として初選出された丹羽大心(左)※写真はバスクサッカー連盟インスタグラム(@eff_fvf)より

 スペイン・バスク代表U―14に、日本人のFW、MF丹羽大心(だいご=13)が選出された。バスクサッカー連盟の公式インスタグラムが発表した。丹羽大心は、G大阪、福岡、FC東京、広島などで活躍した元日本代表で現在スペイン4部相当のアレナス・ゲチョでプレーするDF丹羽大輝(38)の長男。日本人がバスク代表に選出されるのは初となる。

 バスク代表は、独自の文化を持つバスク地方の出身者で構成されるチーム。国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)には登録されておらず、W杯などには参加しない非公式なチームだが、同地方の独自性や誇りを象徴する存在。フル代表、年代別代表を含め、主に同地域を代表するクラブであるスペイン1部のアスレチックビルバオや、Rソシエダードの選手で構成されている。日本代表MF久保建英のチームメートで、スペイン代表でもあるRソシエダードFWオヤルサバルらも名を連ねたことがある。

 バスク代表の資格は、同地域に一定期間在住することで得られる。丹羽大心は、父・大輝が21年にスペインのクラブ・セスタオに移籍したことをきっかけに、家族とともに移住。両利きで久保建英のように、得点やアシストに直接関与するタイプのアタッカー。現在はCDゲチョでプレーし、地元の大会ではMVPに輝く活躍を見せた。スペイン語、英語を操り、バスク人しか入ることができないバスクの象徴的クラブ・アスレチックビルバオのカンテラ(下部組織)にも練習参加している。

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