Ｍ―１準決勝敗退芸人が決勝進出のママタルトにアドバイス「準決勝で負けて偉そうですけど…」

ママタルト

　昨年１２月２２日に行われた漫才日本一決定戦「Ｍ―１グランプリ２０２４」に出演したママタルトが１０日深夜に放送されたフジテレビ系「オールナイトフジコ」（金曜深夜０時５５分）に生出演。「#スナックおもいのたけ」のコーナーで、結成８年で初の決勝進出をするも８組中８位で敗退した当時の思いを告白した。

　初の決勝進出で体重１９０キロの大鶴肥満の巨体を前面に打ち出した銭湯ネタを披露。しかし、８１２点で最下位という結果となり、ツッコミ役の檜原洋平は「審査員の先輩方からツッコミがかかりすぎていたと言われた」と敗因を語った。ネタを披露後、審査員からのコメントを聞いている際は「審査員のコメントの時は手放しで褒めてほしいじゃないですか。『面白かった』とか『今日はウケてなかったけどいつもはウケてるんだろうな』とか、本番中褒めてもらって、後から（審査員の）９人からお手紙をもらってそこでダメだししてほしかった」と理想を語ると、ママ役のさらば青春の光・森田哲矢は「それはわがままよ」とピシャリ。大鶴肥満も「やっぱり褒めてほしかった」と振り返った。

　オズワルド・伊藤俊介は敗者復活戦で敗退し、帰宅後に決勝戦を視聴していたようで「ママタルトの漫才はいつも通りのママタルトだったので、僕はママタルトのよさを消さずに。準決勝で負けて偉そうですけど、あのままでいい気がする」と話したが「終わった後、檜原さんが鬼のようにかかってて、おそらく違う番組でやってウケたくだりを開口一番ねじ込んできた」と自身を客観視できていなかったと指摘。「俺たちはママタルトをみんな知っているけど、一般の人たちに見せるときは最初にこっち（大鶴肥満）が目立った方がいいじゃないですか。だから終わった後も肥満とのくだりを入れた方がよかったと思うんですよね」とアドバイスを送った。

　一時、伊藤と大鶴はルームシェアもしており、最後には「肥満はこう見えてもめちゃくちゃ筋肉量がすごい」と振ると「筋肉量８８キロあるんですよ」と回答。さらに「体重は何キロあるんだっけ？」という問いに「１９０キロ」と答えると「脂肪じゃねーか！」と突っ込む軽快なかけ合いを見せたが、森田からは「３人全員かかってる」と一蹴されて笑いを誘った。