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杉良太郎 マツダ病院訪問 充実した設備に熱視線「マツダは病院を通じて温かい目で従業員を見守っている」

スポーツ報知 / 2025年1月24日 6時0分

講演会を行った(左から)マツダ病院消化器内科部長・長沖祐子氏、瀬川瑛子、杉良太郎、山本譲二

 歌手で俳優の杉良太郎(80)が23日、「知って、肝炎プロジェクト」の活動の一環として、広島のマツダ本社とマツダ病院を訪問した。

 同病院はマツダが運営する企業立病院で、1938年に会社の医務室から始まり、41年には病院として設立された。社員は定期健診だけでなく、急病に備え24時間態勢で診察を受けることができる。従業員だけでなく、地域住民も利用することも可能だ。

 「知って、肝炎プロジェクト」のスペシャルサポーターの瀬川瑛子(77)と山本譲二(74)と共に、杉は特別健康対策監としてマツダ病院健診センターを視察。「企業としてやれることをやっている」と充実した設備に熱視線を送っていた。

 視察後は、マツダの執行役員兼最高人事責任者・竹内都美子氏とも対談。杉は「社員が健康でなければ、会社はどうしようもない。健康を害してしまっては全てをなくしてしまう。そういった意味で、マツダは病院を通じて温かい目で従業員を見守っている。このシステムは至れり尽くせり。これは当たり前のことではないということを強く広報していきたい」と言葉に力を込めた。

 対談後は杉、瀬川、山本が、集まった従業員約400人に向けて啓発イベント「一緒に考えよう あなたと家族の健康のこと」も開催。健康の大切さを説いた。

 杉は2012年に肝炎対策国民運動特別参与、20年に健康行政特別参与に就任。肝炎対策に加え、性感染症や、がんの予防といった健康行政全般の課題において、積極的な啓発活動に取り組んできた。さらに、デビュー前の15歳の時から、刑務所慰問や福祉施設への慰問・寄付を行うなど、福祉活動にも従事。健康行政への多大な功績から、昨年8月に任期をもうけない特別健康対策監に就任した。(増田 寛)

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