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「バックカントリー遭難」後絶たず 米国人男性が遭難 その救助活動の一部始終をカメラ捉える 富良野市

HTB北海道ニュース / 2025年1月24日 16時22分

(c)HTB

先週、富良野市のスキー場でバックカントリーのアメリカ人男性が遭難しました。救助活動の一部始終が道警のカメラに記録されていました。

ヘリコプターから雪山へと降りる道警の救助隊員。整地されていない雪をかきわけて進んだ先にいたのは、崖の途中で動けなくなっているスキーヤーです。

今月16日、富良野スキー場でバックカントリースキーをして遭難したアメリカ人の72歳の男性が救助された映像です。

(Are you ready?)男性は無事、ヘリコプターで引き上げられ、けがはなかったということです。

警察によりますと男性は富良野スキー場の山頂付近からバックカントリーに入りました。救助されたのはスキー場のふもとの反対側で滑走エリアから大きく外れた場所でした。

15日の午後6時半ごろ男性が戻ってこないと知人が通報。救助されたのは翌日の朝でした。24日、男性がスキーをしていたバックカントリーは、どのような場所なのでしょうか。警察の説明を受ける形で、記者が現場に入りました。

永山友菜記者)

「こちらはバックカントリーのエリアです。強い風が吹きつけていて、突然急斜面が現れる場所もあり、大変危険です」。

警察官)

「ひとたび風が強くなったり雪が降れば全く視界がなくなってしまう。自分ではコースの方にいっているつもりでも、いつのまにか急斜面に入っていってしまって、そのまま滑り降りて登り返すことができなくなって遭難する事例が発生しています」。

「第二のニセコ」との呼び声が高い富良野。良質なパウダースノーを求め多くの外国人が訪れますが、バックカントリーでの遭難は後を絶ちません。

警察によりますと、富良野スキー場のバックカントリーでの遭難は昨シーズン3人でしたが、今シーズンはすでに13人となっています。

外国人)

「きょうはウォーミングアップ。あすはバックカントリー」、

「ガイドを連れていく」。

道警本部地域企画課 宮竹恒二指導官)

「スキー場の管理区域外はコースの整備されていませんし、管理もされていませんので、非常に危険な場所です。万が一の備えをしっかりしていただきたいのと、通信機器をしっかり持って行ってもらいたい」。

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