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佐倉綾音の表現論—正義を貫く“変わらない自分”の在り方

クランクイン! / 2025年1月5日 12時0分

テレビアニメ『SAKAMOTO DAYS』陸少糖(ルーシャオタン)役の佐倉綾音

 1月11日よりテレ東系列ほかにて放送となるテレビアニメ『SAKAMOTO DAYS』。本作は、かつて伝説の殺し屋だった坂本太郎が、愛する家族との平和な日常を守るため、仲間とともに迫りくる刺客と戦う物語だ。クランクイン!では、本作の放送開始を記念し、メインキャラクターの一人である陸少糖(ルーシャオタン)を演じる佐倉綾音にインタビューを実施。作品や役柄への思い、さらに自身が「守りたい」と考えるものについて話を聞いた。

■王道と挑戦的な要素が絶妙に組み合わさった作品

――原作を読まれた際の感想を教えてください。

佐倉:最初は「王道のジャンプ漫画かな」と思いながら読み進めていたところ、アクションや日常のコメディといった定番の要素だけでなく、キャラクターの掘り下げの中に哀愁が漂っている場面があったり、漫画としての表現が非常に工夫されている部分も多く、王道と挑戦的な要素が絶妙に組み合わさった作品だと感じました。とくにページめくりの仕掛けや独特なコマ運びなど、「これが読者を魅了している理由なんだ」と納得しながら夢中で読んでいました。

――登場するキャラクターも個性的で、どんどん出てくるうえに入れ替わりも激しいですよね。

佐倉:そうなんです。アニメのオーディションでも17キャラくらいが対象になっていて、「こんなにオーディションをする必要があるのかな?」と最初は思っていたのですが、原作を読んでみると、キャラクター一人ひとりの個性がしっかりと描かれていて、しかも全員の個性が被っていないんですよね。「これはたしかに、オーディションをしっかり行わないと役に合う人を見つけるのが難しいな」と納得しました。

しかも、ゲストキャラクターも多くて、それぞれが本当にユニークなんです。アフレコが終わるたびに、出演されたみなさんが驚くくらい爪痕を残して帰っていかれるので「この作品には、キャラクターたちの個性をしっかり活かせるキャストの実力やキャリアが必要なんだな」と感じましたし、そうした説得力が、この作品全体の魅力にも繋がっているんだと思います。

――佐倉さんが演じる陸少糖(ルーシャオタン)も、そんな個性が光るキャラクターの一人となっていますね。

佐倉:そうですね。ルーは生い立ちや過去に複雑な背景があって、少し訳ありな部分もあります。でも、持ち前の明るさと前向きな性格が彼女の魅力で、「ハッピーに生きる!」というモットーを大切にしているんです。そのおかげで、基本的に落ち込むことがなく、常にテンションが高いキャラクターですね。

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