ウィーンの街を一望!荘厳なシュテファン大聖堂に上ってみよう!
IGNITE / 2018年11月30日 18時0分
ウィーンの観光の中心であり、街のシンボルとなっているのが、「Domkirche St.Stephan(シュテファン大聖堂)」である。
この巨大な教会を中心にして東に西にと通りが伸び、ウィーンの銘店や老舗カフェなどが立ち並ぶ。地下鉄もここで交差しており、まさにウィーンの観光・ショッピング・交通の中心なのだ。
まずは中に入ってその壮麗な姿を見てみよう。天井はとても高く、圧倒されるような雰囲気がある。
決して派手ではないが、歴史が刻まれた石の色や彫刻などがゴシック様式らしい重みを感じさせるのだ。
さて、外からこの大聖堂を見上げると、特徴的なモザイクの屋根、そして2つの塔が立っているのが目に入る。
すぐに気がつくと思うが、この2本の塔は高さが随分と異なっている。財政困難のため、後から作られた北塔が低くなってしまったという逸話があり南塔の方が高いのだが、こちらは343段の階段を自力で登らなくてはならないので体力に余裕があるときに挑戦したい。
北塔はエレベーターで上まで連れて行ってくれるので、早めの混まない時間を狙って上ってみよう。
北塔に上ると、屋根にハプスブルク家の黒い鷲の紋章がモザイクで描かれているのが見えた。黒、黄、赤、緑、白にグレーの瓦を使ったモザイク屋根の様子もよく見える。23万枚も使用されているのだそうだ。
北塔からの景色は素晴らしい。まさにウィーンが一望できるので、晴れた日はぜひオススメしたいスポット。たくさんの人が見学に訪れているが、意外にも塔の上は広いのでのんびり見られるし安全だ。
シュテファン大聖堂を訪れたら、見逃して欲しくないのがモーツァルトの葬儀が行われたという場所。これは大聖堂の入り口に対して、裏手に回らないと見つからないので知らずにスルーしている観光客も多い。
裏手に回ると、大聖堂の外側の一角に、後から取り付けられたような建造物がひっそりと建っている。屋根付きの小さなそこには何の看板も紹介もないが、ここでモーツァルトの葬儀が行われたそう。天才と謳われ、宮廷でもてはやされた人物にしては少し寂しい。
来年の2月には、羽田からウィーンへの直行便も飛ぶということで一気に近くなるウィーン。街のシンボルとして、堂々と立つ大聖堂にぜひ足を運んでもらいたい。
(田原昌)
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