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老舗旅館「平野屋」のサウナが、世界三大デザイン賞「iF Design Award 2024」受賞

IGNITE / 2024年3月6日 18時45分

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昭和7(1932)年に創業し、愛知県蒲郡市の三谷温泉で料理旅館から事業を開始して以来、90年以上にわたり宿泊業を営んできた「平野屋」。

昨今の情勢により旅館の経営資源の最適化を図るべきと判断した同宿では、大規模な設備投資を行い、昨年4月に完成した平野屋サウナは数々の賞を受賞した。

特別なサウナ空間で、ととのう体験をしてみよう。

三谷温泉の中でも歴史を重ねた老舗旅館

同宿は、高台から眼下に広がる風光明媚な三河湾の風景、地産地消の食事、天然温泉を使った風呂といった環境リソースを活かし、従業員のおもてなしの心を不易流行の精神としての運営を行い、競争激しい観光温泉宿泊業の中において、紆余曲折を経ながら、三谷温泉有数の施設として、老舗旅館の看板を守ってきた。

日帰りサウナ事業に取り組むための大規模な設備投資

そんな中で、2020年にコロナが流行しインバウンドの見通しが立たなくなり、且つ宿泊客のニーズが多様化する中で、「温泉」と「食事」だけでは、大きな差別化を図ることが難しいと考えた。

旅館の経営資源の最適化を図るべきと判断し、同宿の強みを生かして、伸長が大きく期待される日帰りサウナ事業に取り組むため、大規模な設備投資を行った。

設計は、地元蒲郡市出身の若手建築士

今回のサウナの設計を依頼したのは、当時34歳で同じく蒲郡出身の伊藤隆一氏。以前から旅館の修繕でアドバイスをもらうような関係であったが、大きな設備投資の設計を依頼するのは初めてだった。

蒲郡出身だからこそわかる、昔からなじみの風景、音、匂いなどを表現できるような空間を作ってほしいと依頼した。

完成した平野屋サウナは、「日本空間デザイン賞2023 入賞」や「DFA Design for Asia Awards 2023 Merit Award 受賞」など数々の賞を受賞し、この度「iF Design Award 2024」の受賞となった

洞窟サウナ水風呂エリア

趣の異なる3つの浴場で館内湯巡りも楽しめる

美人の湯と謳われる古湯・三谷温泉。

「平野サウナ」では、サウナのほか温泉の大浴場や庭園露天風呂、洞窟風呂など趣の異なる3つの浴場で館内湯巡りを楽しめる。

あえて建築という主張を示さず静寂で情報の少ない空間設計を心掛けて作られたサウナで、癒しのひとときを楽しもう。

平野屋
所在地:愛知県蒲郡市三谷町南山1番地21
公式サイト:https://www.hotel-hiranoya.co.jp

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000138469.html

(MOCA.O)

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