次の休みはここへ行こう！ 壮大過ぎるアメリカの世界遺産5選

アメリカは広い国土を持っているだけあって、その中にある世界遺産も壮大なものです。

日本にいてはなかなか見ることができないような、壮大な世界遺産を見に行きませんか？ゴールデンウィークや夏休みの旅行先にピッタリのスポットを紹介します。

■ヨセミテ国立公園

ヨセミテ国立公園は、カリフォルニア州中央部にある自然保護を目的とした国立公園です。1984年に世界遺産に登録されました。

シエラネバダ山脈の山麓に広がっている公園で、そそり立つ白い花崗岩の絶壁や、そこを流れる滝がビュースポットになっています。公園全体の95パーセントほどが原生地域に指定されていて、たくさんの生物が生息しています。

公園はハイキングすることもできますが、渓谷を巡るツアーもあるので、色々な楽しみ方をすることができるでしょう。大自然を感じられる、壮大な世界遺産です。

■イエローストーン

アイダホ州やモンタナ州など3つの州に渡って広がっている国立公園がイエローストーン国立公園です。

イエローストーンは、世界最古の国立公園で、世界遺産にも登録されています。様々な間欠泉や温泉、地熱による見所があるスポットになっていて、グリズリーやアメリカバイソンなどの群れを見ることもできます。

地球上に残された数少ない巨大湿地生態系のひとつでもあり、雄大な地球の息吹を感じることができます。

■グランド・キャニオン

アリゾナ州北部にある峡谷、グランド・キャニオンは、1979年に世界遺産に登録されました。もともとはコロラド高原であった場所が、コロラド川の浸食作用によって削りだされた地形になっています。

先カンブリア時代からペルム紀までの地層の重なりをその眼で見ることができ、地球の歴史をそのまま感じることができます。合衆国初期の国立公園のひとつであり、その雄大な自然は、今でもたくさんの人に愛されている観光スポットです。

■エバーグレーズ

フロリダ州南部の湿地であるエバーグレーズは、2万平方キロメートルもある大きな湿地です。巨大な湿地の南部が、エバーグレーズ国立公園として指定されていて、アメリカを訪れる人に人気のある観光スポットです。

エバーグレーズというのは「広大な沼沢地」という意味があります。水鳥が多く生息していて、自然保護区に指定されている場所もあります。現在は危機遺産としてリストに登録されていて、たくさんの人が自然保護に乗り出している場所でもあるのです。

■レッドウッド国立公園

アメリカの国立公園であり、カリフォルニア州の州立公園でもあります。

1980年に世界遺産に登録されるにあたって「レッドウッド国立・州立公園」と変更されました。この国立公園は、有名な映画「スター・ウォーズ　エピソード6　ジェダイの帰還」のロケ地となった場所でもあります。

自然がそのままの状態で残るレッドウッド国立公園はゆっくり散歩をしたりするのにもピッタリの場所です。

アメリカにはたくさんの世界遺産があります。そのどれもが壮大なものばかりなので、アメリカ旅行の時には是非訪れてみてください。
地球のすごさを改めて感じることができるスポットばかりです。

（月野透子）