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響き渡るエンジンサウンド! 「SUZUKA Sound of ENGINE」イベントレポート

IGNITE / 2015年5月26日 21時36分

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戦後復興、経済成長を支えた日本の自動車・二輪産業の歴史はすなわちレースの歴史といっても過言ではない。

世界で勝つにはレースで勝たなければならない。敗戦国としてプライドが失墜した一方、技術では負けない、情熱でも負けないという気概で自動車・二輪産業はレースで勝ち、製品は世界をリードするまでに上りつめた。ところが日本にはまだ足りないものがある。

それは自動車・二輪を文化・歴史として大切にすることである。

世界では様々なモータースポーツ、クラシックカーのイベントが存在し、多くのファンを集めている。例えばイギリスのグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードやアメリカのモンテレー・ヒストリックカーレース&ベブルビーチ・コンクール・デレガンスがそうである。

SUZUKA Sound of ENGINEはこのようなイベントにするべく、鈴鹿サーキット、ホンダという枠を越えメーカー、2輪、4輪問わず、多くのレースマシン、スーパーカー、ヒストリックカーを集めて2015年5月23〜24日に行われた。

F1マシンも集結

モータースポーツの最高峰、F1。今回鈴鹿サーキットにゆかりの深いF1マシンが多く集まり、デモレースを繰り広げた。それぞれ特徴のあるエンジンサウンドに多くのファンは当時を思い出し、感涙にむせび泣いたことだろう。

1987年鈴鹿サーキットで初めて開催されたF1日本グランプリでゲルハルト・ベルガー選手により優勝したマシン、フェラーリF187。土曜日は元F1ドライバー中野信治氏、日曜日は飯田章氏がドライブ。

1984年、セナがF1デビューしてその才能を見せつけたトールマンTG184。

1989年、アレッサンドロ・ナニーニのドライブで日本GPを優勝したベネトンB189。

1990年、鈴木亜久里が3位入賞した時に1-2フィニッシュを飾ったベネトン B190。

1993年、ミハエルシューマッハのドライブで戦闘力を見せつけたベネトン B193A。

WGPマシン

この日のために、ケビン・シュワンツ、エディ・ローソン、そしてケニー・ロバーツ選手とレジェンド・ライダーが集結。2ストエンジン特有の真っ白な煙を吹きながら疾走するRGV-γは視覚だけではなく、焼けたオイルの臭いで我々の郷愁を刺激した。

Group Cマシン

マツダ787Bはコンパクトな車体にハイパワーなロータリーエンジンを搭載、ル・マン24時間レースを制した。其の独特なサウンドは今もファンから熱狂的に支持されている。ドライブしたのはミスター・ロータリーこと、寺田陽次郎氏。

ニッサンR91CPは長谷見昌弘/星野一義/鈴木利男の日本人ドライバートリオでデイトナ24時間レースを制した。

次ページ:現代のスーパーカーからお宝マシンまで!

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