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奥びわ湖畔に佇むおもてなしの宿 尾上温泉「旅館 紅鮎」

IGNITE / 2016年5月12日 9時0分

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日本最大の湖、びわ湖は約400万年の歴史を誇る世界的にも貴重な古代湖。湖の豊かな自然の恵みや湖水は滋賀県のみならず広く京阪神を潤し、マザーレイクと呼ばれるにふさわしい母なる湖である。びわ湖の北部には琵琶湖八景に選定されている竹生島が浮かんでいる。竹生島の弁才天は天川村の天河大弁財天社、安芸の厳島神社と並んで日本三大弁天のひとつに数えられている。

今回は厳かで静かな奥びわ湖畔に佇む温泉宿「旅館 紅宿」を紹介しよう。

「おかえりなさいませ」。宿に到着すると我が家に帰ってきた時のようにスタッフが笑顔で迎えてくれる。フロントでチェックインを済ませラウンジへと進むと窓一面にびわ湖が横たわっている。ウェルカムドリンクの接待をこのラウンジでいただく。湖を眺めているとふっと心静かな感覚になるのが不思議である。

部屋は全室温泉露天風呂とマッサージチェア付きの純和風の落ち着いた客室。室内からもびわ湖と湖に浮かぶ竹生島が目の前で眺められる。

早速露天風呂に浸かり旅の疲れを癒すことに。温泉は泉温が低く加温しているが掛け流しで湯の花が舞う柔らかい湯。肌がつるつると潤う温泉である。温まった体でマッサージチェアを試すとすぐに眠りに落ちそうになる心地よさ。

紅鮎での愉しみは奥びわ湖畔の宿ならではのアユ、フナ、モロコ、イサザなどのびわ湖で獲れる淡水魚に近江牛、四季折々の海の幸、山の幸を織り交ぜた京風会席料理。料理は美しい器に絵のように繊細に盛られ食欲をそそる。淡水魚も鮮度がいいためか、郷土料理ながら洗練された味に仕上げられ美味しくいただける。

部屋の露天風呂もよいが、風呂好きには大浴場も外せない。大きな内湯と露天風呂が一つずつあり、家庭の風呂では味わえない四肢を伸ばしての入浴がさらに旅先での寛ぎ感を増してくれる。露天風呂から見る湖は静寂の面持ちでやすらぎのひとときを与えてくれる存在だ。夕暮れ時はびわ湖に沈みゆく夕日が素晴らしくいつまでも記憶に残ることだろう。

地の恵みの食事を堪能し、素晴らしい景観を存分に愉しませてもらった。見送りの「いってらっしゃいませ」に、つい「いってきます」と返してしまう、また訪れたいと思うおもてなしの宿であった。

住所:滋賀県長浜市湖北町尾上
電話:0749-79-0315
サイト:http://www.beniayu.com/

(小椚 萌香)

【参考】
旅館 紅鮎 – 高級旅館・高級ホテルの予約ならrelux(リラックス)

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