ミュンヘンの「シュナイダー・ヴァイス」で乾杯!
IGNITE / 2016年9月9日 17時30分
ドイツ・ヴァイエルン地方の中心、ミュンヘン。観光のメインとなる旧市庁舎のすぐ側に、「Weisses Bräuhaus(ヴァイセス・ブロイハウス)」がある。
ホップが絡みついている凝ったデザインの看板がぶら下がり、重厚な感じさえする外観。
ここは「Schneider Weisse(シュナイダー・ヴァイス)」の直営レストランだ。
「Schneider Weisse」は日本ではあまり馴染みのないビールで、創業は1872年。日本は明治維新の頃だが、ミュンヘンの他の醸造所と比べるととても若い。
オクトーバーフェストでも有名な「Hofbräu(ホフブロイ)」が1589年、「Augustiner(アウグスティーナー)」で1328年創業というので、ミュンヘンっ子にとっては新しい醸造所という感覚だ。
重厚なドアを開けて中をのぞくと明るい店内が広がり、大勢の人達の笑い声やビール片手に盛り上がる熱い雰囲気で思わず気圧されてしまう。
しかし、ヴァイエルン地方の伝統衣装に身を包んだウェイトレスが、なんとか座れる場所を見つけて案内してくれた。大きなテーブルに皆で相席というのは、どこの店でも同じようなもの。観光客同士で話が弾むこともあるし、旅の楽しみの一つである。
我々が相席の客から渡してもらった英語のメニューを見ていると、先程のウェイトレスが何やら目配せしてくる。そして別のメニューと交換された。
なんと、日本語で書かれたメニューだった。
日本人も多く立ち寄るのであろう、間違いのない丁寧な日本語で料理やビールのことも詳しく書かれていた。これで迷わずに済む。
料理はもちろん、ヴァイエルン地方独特のもの。
プレッツェルのスープに肉料理、チーズやじゃがいも料理といった満足感あふれるラインナップ。味付けは日本人好みだが、量が多いので数人で試しながら分けて食べることをお勧めしたい。
ビールは少し濁りのあるヴァイスがメインだが、それ以外にも様々な種類を醸造しているのでチャレンジして欲しい。メニューにはきっちり、それぞれのビールの細かい説明を書いているので、参考にできる。
ノンアルコールビールも美味しいので、アルコールが苦手な人はそちらをぜひお試しあれ。
三角錐のグラスになみなみと注がれた小麦色のビール、そしてきめ細かい真っ白な泡。美味しい料理と周りの雰囲気も手伝って、ついつい杯を重ねてしまう飲み飽きないビールだった。
(田原昌)
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