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箱根・芦ノ湖畔の小さな宿「華の宿 ふくや」で新年を祝う

IGNITE / 2017年1月6日 19時0分

箱根・芦ノ湖畔の小さな宿「華の宿 ふくや」で新年を祝う

芦ノ湖の海賊船船着場「元箱根港」近くの山中にある「華の宿 ふくや」。

客室は温泉風呂付きの全6室。うち5室は内風呂と露天風呂を備えている。

チェックインの際ラウンジでは松の内のためかお抹茶の代わりに昆布茶での接待を受けた。

ふくぶくしい器が新年のめでたさを祝っているよう。

ラウンジからの眺めは木々の向こうに富士山が望める。

宿泊したのは露天風呂付客室「華友禅」。

ツインベッドと10畳の和室、温泉の内風呂と露天風呂の付いた広々とした落ち着いた部屋だ。

部屋に案内されると煎茶と和菓子の接待、館内の説明などを受ける。

大浴場は夕食までは男女別の浴場、夕食後は貸切湯として利用できるとのこと。

まずは部屋の露天風呂で旅の疲れを癒すことに。

新年の清々しい空気の中での温泉露天風呂ですっきりとリフレッシュするとともにほっとする時間でもある。

木桶の底の「ふくや」の焼き印が好印象で思わすシャッターを切る。

木桶の底の写真を撮るのはこれが最初で最後になるのではなかろうか。

夕食は部屋にて季節の会席料理をいただく。

献立表には「初春のお献立 初箱根」とある。

盛り付けも華やかで料理が運ばれるごとに正月気分が盛り上がる。

もちろん味も繊細で優しく口に含めば幸せな気持ちが押し寄せる。

酢の物は「筍と若布の梅酢かけ」。食べ終わるとおかめのほほがほんのりと赤く染まっている。

気付くか気付かないかの絶妙な演出が心憎い。

食後は貸切湯になる大浴場に伺う。

浴室の壁面は信濃の鉄平石や四国の鳴門石、浴槽には伊豆石を使用するなど材質にもこだわる。

自然の風景を望みながらのんびり浸る異なる趣の露天風呂では部屋の風呂とはまた違った箱根の温泉情緒を満喫できる。

朝食も部屋に用意される。

旅館でいただく朝粥にほっこり。

食後にコーヒーを運んでいただいた。コーヒー好きには嬉しい限り。

チェックアウト後に箱根神社や箱根関所跡などの観光ポイントへの送迎もしている。

団体客が到着する前の静かな朝の箱根神社でのお参りができそうだ。

住所:神奈川県足柄下郡箱根町箱根571-18

電話:0460-86-2121

公式サイト:http://www.hakone-fukuya.com/

(小椚萌香)

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